「忘却のサチコ」人気の理由は真面目な性格のサチコに秘密あり

 

 

幸子の周りには、

個性的な作家たちの話が、

色とりどり。

「忘却のサチコ」は阿部潤さんの作品で週刊ビッグコミックスピリッツで連載中です。

原作者の阿部潤さんが体調不良で休載中でしたが、今回のドラマ放送の少し前に連載が再開しました。

単行本累計50万部以上突破している人気作品ですし、私を含め待っていた人が多かったと思うので本当によかったです。

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サイト管理人のMira.Buleと申します。

仕事を完璧にこなす文芸誌編集社の佐々木幸子でしたが、人生で忘れたくても忘れられない経験をしてしまいます。

それは結婚式当日新郎の俊吾に逃げられるというショックな出来事を体験してしまいます。

でも食べている時だけは俊吾を忘れていることに気づきました。

それがきっかけで食の世界に目覚め、そこからは忘却するために美味しい物を求め食べ歩きます。

そして「忘却のサチコ」は、グルメ漫画としての魅力はもちろんですが、編集部の皆さんをはじめ幸子が担当する作家の方々が個性的で面白いのです。

そんな愛すべき登場人物や訪れたお店など詳しく見ていききましょう。

今回は以下のような内容でご紹介しています。

忘却のサチコ人気の理由は幸子が真面目な性格

忘却のサチコ人気の理由はどん底からの復活

忘却のサチコ人気の理由は全国を飛び回る

個人的な本の感想そして作品の内容を詳しく書いています。

あくまでも参考程度にご覧ください。

 

忘却のサチコ人気の理由は幸子の真面目な性格

 

仕事に対する姿勢が

素晴らしい。

少し過剰だけど信頼できる。

忘却のサチコ仕事に一所懸命すぎる?

幸子の仕事に対する姿勢は周りが驚くほど丁寧で、作家さんと電話で話している間も椅子に正座をするという徹底ぶりです。

例えば原作一巻で作家姫村先生のために、原稿が上がるまで暗い納戸で何も食べずに待つという行動にでます。

なぜそんなことをするかというと、創作に没頭する先生のために部屋の光で邪魔をしたくないという・・。

若干姫村先生もプレッシャーになりますが、自分だけ楽はできないという幸子なりの想いでした。

そして一人部屋の中、なぜか刑務所にいる気分になります。(もちろん想像です)

幸子は高倉健さんが大好きなので、あの名作映画「幸福の黄色いハンカチ」を思いうかべながら、過去にやってしまった罪を思い出します。

罪を悔い改め反省する中、最近1番つらかった俊吾のことを思い出してしまいます。

姫村先生は、あまりにも静かな幸子を心配して部屋に入ってみるとなぜか・・涙を流していました。

もちろん俊吾のことで涙していたのですが、先生は自分のためだと思いそこから奮闘します。

原稿が間に合うかどうかギリギリの状態でしたが、無事に作品は完成させます。

幸子は原稿を持ったまま定食屋に駆け込み、高倉健さんのように刑務所から出所したイメージでビール・ラーメン・カツ丼を食べるという想像、本当に面白いです。

でも先生への忠誠心はやっぱり凄いですね。

忘却のサチコ仕事のためならどこまでも

そんな幸子ですが、作家から作品で必要な資料があれば様々なところへ行きます。

作家の美酒乱先生が、

「作品に必要だから幸子と一緒に取材に行こう。」

と試みますがいつも失敗していました。

ところが2巻でようやく美酒乱先生と一緒に同行取材として大阪に行くことに・・。

そして昼食でお好み焼きを食べていると俊吾に似た人を発見しますが、そのあとほかの店に入ってしまい見失います。

本当は追いかけたいですが、先生がいるのでその場を動けません。

モヤモヤしていると通天閣で美酒乱先生がファンに捕まります。

幸子の勘違いでしたが、ジェスチャーで「行ってきなさい」と言われたことで(本当は助けて!でしたが笑)俊吾が入った店に急いで向かいますが・・。

すでに俊吾に似た人物はいませんでした。

でもその串揚げ屋さんのお客さんは、俊吾らしき人を競馬場で見たと言います。

その言葉を希望に競馬場に行きましたが、人も多く探し出すことは不可能でした。

無言で店に戻ってきた幸子を見て店主は串カツを出してくれます。

泣きながら食べた串カツを幸子は忘れられないと思います・・。

そしてすっかり忘れていた美酒乱先生ですが、ファンのおばさんたちに追いかけられていました。

幸子は真面目で仕事熱心ですが、俊吾のことになるとちょっと取り乱しちゃいますね。

忘却のサチコ人気の理由はどん底からの復活

 

簡単に忘れることはできないけど、

いつかまた会えたら、

たくさん話したい。

忘却のサチコ俊吾への想いに苦悩

忘却のサチコで人気の理由の一つそれは俊吾の存在です。

結婚式途中で逃げるという傷つけ方をして、行方不明なのにまだ幸子は俊吾への想いを抱えています。

そして今でも忘れられず一途に思い続ける幸子を見て、応援する気持ちがどんどん芽生えてきました。

俊吾を忘れたいけど忘れられない・・・そんな苦悩の中、職場の屋上で同僚がわんこそばを100杯食べたという話をしています。

苦しくて何も考えれないという言葉に幸子はあることを思いつきます。

私もわんこそばを食べている間は忘却できる」と・・。

編集長に有給をもらい早速盛岡へ飛びます。

いざ店に入ると担当してくれた女性は若くて可愛い子でした。

しかも1対1の勝負でどんどんくると思いきや・・何人かを担当するという中途半端な状態で、俊吾のことをうっかり思い出します。

これでは意味がないと悔しい気持ちを抱えたまま、諦めて会計をしようと思った瞬間・・・

出口に立っていた人がいかにもじゃんじゃんしてくれそうなベテラン女性で、イメージ通りだったので、また店に入りその人を指名します。(通常指名制度はありませんが・・)

再び勝負をしてした結果、夢中でわんこそばを食べ忘却することに成功しました。

そんな一所懸命なサチコを見ていると、俊吾のことを早く忘れることができれば新しい恋にいけるのに、思わず思ってしまいます。

でも幸子に全く恋のエピソードがないわけではありません。

忘却のサチコで恋心を抱く男たち

幸子自身、俊吾のことを強く思っているので気づいていませんが、ナイスバディということもあり男性の目を引きます。

編集長や作家の美酒乱先生はかなり幸子のことをお気に入りです。

そしてなんと3巻では同窓会に行きますが、そこで同級生と再会しデートに誘われます。

本人も変わりたいという気持ちでOKします。

職場の同僚橋本にデートのアドバイスをもらい、いつもと一味違う可愛い幸子に変身します。

ただアドバイスでとにかく褒めろと言われますが、いまいちうまくできません。

いつもと様子が違う幸子を見て彼は不思議に思い聞くと、実は婚約者に逃げられたことを事実を素直に話します。

すると彼は

俺・・・待っとるから。佐々木がそいつを忘れるまで・・・

と言ってくれました。

あれ?これはいい感じ?と思いましたが、幸子の携帯が水没して彼の電話番号がわからないという結末に・・・。

でも前向きに色々な出会いを体験している幸子にはぜひ頑張って欲しいですね。

忘却のサチコ人気の理由は全国を飛び回る

 

知っている店が出ると

嬉しくなる。

知らない店だと

行ってみたくなる。

忘却のサチコで全国の様々な名産品がわかる

幸子は作家の先生のために全国に取材に行くので、色々な県に行きます。

7巻で登場した富山の名産ホタルイカのしゃぶしゃぶなんて、なかなか見れないし食べる機会がないので羨ましいですね。

そして8巻で山形に行きましたが、ジンギスカンという文字を見つけタクシーの運転手に聞くと、普通北海道のイメージがありましたが実は山形がジンギスカンの発祥かもしれないと言われます。

なかなか行く機会がないので、そういった情報は参考になりますね。

あと10巻で出てきた大分別府の地獄めぐりでは、名物のとり天が出てきます。

唐揚げとは違うらしく鳥の天ぷらなんですが、大分は唐揚げのイメージが強かったので、幸子が食べている様子を見るとどんな感じか伝わってきます。

原作者の阿部潤さんは取材を細かくされているので、その土地その土地で色々な観光地も出てきます。

特に香川のうどんは2回登場しますので、旅行に行った時は参考にしたいです。

忘却のサチコで巡った店に是非行ってみたい

わたしがぜひ行ってみたいと思ったのが、先ほど紹介した香川の讃岐うどんです。

2巻でいとこの結婚式の招待状が届きますが、幸子の母は無理をして行かなくてもいいと言います。

でも直接会って祝福したいという幸子。

結婚式という言葉を「けっ、結・・・こ・・・」というくらい動揺しているのに、それでも行くことを選ぶなんてどれだけいい子なんでしょう。

そして香川に到着すると「おうどんタクシー」に乗って、様々なうどん屋さんをめぐります。

讃岐うどんを食べて忘れるしかない!そんな気持ちでお店に向かいます。

様々なうどん屋巡ったあと、最後に訪れたうどん屋は自分で大根をおろすという変わったメニューでした。

夢中になってやっていると幸子はまた俊吾とのことを思い出します。

そろそろ結婚しない?

と俊吾に言われた時、効率がいいとか社会的に信用が得られるとか素直に嬉しいと言えませんでした。

その時のことを思い出して幸子は落ち込みます・・・

そんな事しか言えない自分が、いとこに会って「結婚の祝福する資格なんてない」と帰ろうとしますが、運転手さんがある提案をします。

せっかく香川にきたんだから、金毘羅さんに登ることを勧められ早速登ると・・・。

たどり着いた時、自分の悩みがちっぽけに思えて気持ちがスッキリします。

そして結婚式でいとこにきちんと、

結婚おめでとう。

と言えました。

幸子は着実に成長していますね。

 

その後私は旅行で香川を訪れた時に、忘却のサチコで紹介されていたうどん屋さんに行ってみました。

どこの店も美味しくてお値段も安かったです。

コミックに出てくるお店は人気店で人も多かったですが、幸子みたいに何杯でも食べれましたよ。

忘却のサチコはグルメ漫画として楽しめるのはもちろん、お仕事もあり恋愛もあり見所がたくさんなので飽きません。

是非他のグルメも食べてみたいです。

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忘却のサチコのドラマを見る

dTV

以上、

「忘却のサチコ」人気の理由は真面目な性格のサチコに秘密ありでした。

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