「はたらく細胞」人気の秘密には3つの理由があった!細胞の不思議を学ぼう


はたらく細胞 全6巻【完結】

はたらく細胞」は、清水茜さんの作品です。第27回少年シリウス新人賞大賞を受賞した細胞の話を連載化したものです。

2016年には「このマンガはすごい」7位を受賞し、2018年7月からテレビアニメが始まり大好評のまま終了しました。

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買取スタッフつぶやき管理人のMira.Buleです。

かなり斬新な内容で面白いよ!

と、職場の人が「はたらく細胞」を、すすめてくれました。

表紙が可愛かったので、

Mira.Bule

この子が主人公?

そう。赤血球だよ。

Mira.Bule

???

最初は意味がわかりませんでしたが、読んでいくうちに、なるほど〜!と理解できました。そして、

なぜ細胞たちに、スポットをあてたのか?

気になりますよね。

細胞に興味ないし、難しそうだから…。

…と思っているなら、ぜひ一度読んでみてください。初めて見る人でも、ハマってしまう魅力的な内容満載です。

そしてなぜ「はたらく細胞」がここまで大人気になったのか?詳しく見ていきましょう。

この記事でわかることは、

はたらく細胞人気の理由①細胞たちが魅了的

はたらく細胞人気の理由②楽しく勉強できる

はたらく細胞人気の理由③アイデアがすごい

※個人的な本の感想そして作品の内容を詳しく書いています。あくまでも参考程度にご覧ください。

「はたらく細胞」人気の理由①細胞たちが魅力的

主役はわたしたちのからだ。

今日も休まず元気に働いてくれる細胞たち。

そこには知られざる細胞たちのドラマがあった。

役割分担がしっかりできている

作品では細胞が人間のように描かれているのが特徴で、キャラクターは細胞名で統一されていますが、本当は個別識別番号のみで認識されています。

漫画やドラマでは、

・まだ新人の「赤血球」
・クールなイケメン「白血球」

この二人がメインで活躍。

そして「血小板」という、見た目は幼い女の子たちですが…実は重要な役割を担っています。

怪我をしても血小板が傷口に集まることで、自然に血が止まるようになっています。一人では仕事ができなくても、みんなで力を合わせて傷を治していく姿は、本当に一生懸命で愛おしいですね。

ほかにも、

「キラーT細胞」は「ヘルパーT細胞」の命令を受けて、がん細胞やウィルス感染細胞などを攻撃。

そして見た目はとても上品で綺麗なお姉さんなのに、殺傷能力がすごい「マクロファージ」敵を笑顔で殺すところは、よくよく考えるとなかなか怖い絵ですね。

次はメインである赤血球と白血球を詳しく見ていきましょう。

「赤血球」と「白血球」の関係性は恋?それとも友情?

引用:コミックはたらく細胞

赤血球」は右の赤い服を着た女性で彼女の役割は、

酸素を体の各組織に運び、それぞれの組織から受け取った二酸化炭素を肺に戻す仕事。

細胞の中ではかなり重要ですが…まさかの方向音痴!

しかも肺に戻る道が分からなくなり、地図を見ながら必死に進むといった感じで、頑張ってる赤血球を思わず応援したくなりますよね。

そして「白血球(好中球)」は左の白い服を着た男性で彼の役割は、

雑菌などの外敵をいち早く見つけて攻撃して殺傷する仕事で、好中球は白血球中にあるその中の1種類です。

見た目はなかなか神秘的な雰囲気で、かなりの色白さん。

ただ…見た目とは裏腹に、容赦なく細菌に感染した細胞を攻撃するので、怖そうに見えますが、実はとても優しく正義感が強い性格なんです。

いつも道に迷った赤血球を助けてくれたりします。

そしてこの2人。初対面と思っていましたが、じつは子供の頃に一度会っていました。

まだお互い赤血球と白血球になる前の出来事で、幼い頃の白血球に守ってもらったことがあります。

成長しても側に居てくれ、こっそり裏で助けてくれる白血球はかなり頼もしい存在。

だから時折見せる赤血球の表情が恋をしているように感じます。

まあもちろん実際はそんなことないですが、人間のような姿だと、恋愛に発展するかも…って妄想しちゃいますね。

「はたらく細胞」人気の理由②楽しく勉強できる

私たちの体内には約37兆個の細胞があり、

生きて行くために、

毎日毎日働いてくれている。

為になるのに面白い

この漫画の最大の魅力は、難しい専門書を読まずに、楽しく細胞や細菌・身近な病気を学べることです。

しかも内容が面白くてキャラクター設定がしっかりしているので、少し難しい言葉が出てきても、すんなり頭に入ってきます。

楽しみながら知識が得れるので、良いですね。

正直「赤血球」や「白血球」と言われてもピンとこないですが、漫画で学べるから、最近は血小板と聞くとはたらく細胞に出てくる可愛い女の子が浮かんできます。

昔は苦手だった理科の勉強。でもこんな風に漫画で知れたら、もっと興味を持てたかもしれません。

はたらく細胞に登場する体の持ち主の正体

それはもちろん私たち人間の体の中です。

だから「はたらく細胞」では、人間目線ではなく、全て身体の中で起きている細胞たちの小さな世界の話。

メインの赤血球や白血球以外にも、あまり聞いたことのない細胞たちがたくさん出てきます。

そしてさまざまな細胞が、それぞれ役割分担して働いてくれることで、体が成り立っているのがわかりますよね。

描かれているシーンで印象的だったのは、

身体の中にすぎ花粉など外敵が侵入した時、体内にいる細胞たちにとって、最初は何が起きているか分からずパニックになるんです。

でも細胞たちが必死に戦っている姿を見ると、

細胞たち頑張れ!

…と、人間の体の中の出来事ですが、思わず応援してしまいました。

はたらく細胞の人気の理由③アイデアがすごい

細胞は文句も言わず働いてくれる。

今まで光が当たったことがない。

なぜなら身体の中だからだ。

それでも、人々に知ってもらえば、

差し込む明かりを感じることができる。

「はたらく細胞」を描くきっかけは家族からの提案

そもそも原作者の清水茜さんは、どう行った経緯で「はたらく細胞」を考えたのでしょうか?

細胞に詳しいから?

そういった仕事をしていたの?

真相は2016年このマンガがすごい!WEBのインタビュー記事でお話しされていました。

もともと原作者の清水茜さんは、細胞について高校の授業で習った程度で、医療関係には全く詳しくなかったようです。

すると妹さんが授業で細胞のことを習っている時に、

これをマンガで覚えたいから、読み切りを1本書いてほしい。

…と提案してきたそうです。

ちょうど専門学校(漫画)の卒業制作に、何を描いたらいいか悩んでいたらしく、

よし、(アイデアを)もらえたぞ。

という理由で描き始めたのがきっかけで、細胞の擬人化も妹さんのアイデアだったそう。

それを元にまとめたのが細胞の話」という作品でした。

はたらく細胞の連載がいよいよ始まる

原作者の清水茜さんが専門学校を卒業する時、各出版社の編集さんがきて生徒の作品を読んでくれたそうです。

そこで「細胞の話」を気に入ってもらい「少年シリウス新人賞」に応募。

みごと新人賞を受賞しました。

引用:月刊少年シリウス

そして読み切りが終わり、1年後「はたらく細胞」の連載が始まりました。

誰の身体でも起きる菌や病気を題材にした「はたらく細胞」。

細胞だけでなく菌やウイルスがどういった動きをして、どういった形で体に影響するか?ということを知ることで日々の生活で役立ちそうですね。

以上「はたらく細胞」人気の秘密には3つの理由があった!細胞の不思議を学ぼうでした。このページを最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。