物語は「僕」という猫の目線で描かれています。
ナナと出会ったことでサトルの人生は悲しいものではなくなりました。
2人の最初で最後の旅はナナも知らないサトルの過去を知る旅でした。
旅の終わりが近づいた時ナナはどうするのでしょうか？
そしてサトルと関わりのある人たちの人生にどう影響するのでしょうか？
「旅猫リポート」は有川浩さんの作品で2012年に発売された小説です。
本書は日本だけではなく６カ国語で翻訳されているほど人気です。
文庫はもちろん子供向けの児童書や絵本にもなっています。
サイト管理人、買取専門スタッフのMira.Buleと申します。
「旅猫リポート」はサトルとナナがある理由で新しい飼い主を探す旅に出ます。
そこで再会した友人たちにナナの飼い主になってもらうようにお願いしますが、なかなかうまくいきません。
でも旅は2人にとってかけがえのない時間になりました。
２０１８年１０月に福士蒼汰さん主演で映画が始めりますので、今回「旅猫リポート」の本の内容や映画の情報をご紹介していきます。
旅猫リポートの内容でナナを手放す理由
2人の出会いは車に轢かれて瀕死の状態だった野良猫を、サトルが助けたのがきっかけでした。
猫が大好きだったサトルは尻尾の形が数字の7に似ていたことから、ナナと命名し一緒に生活することになりました。
プライドが高くなかなか人間には懐かないナナでしたがサトルには心を開いていました。
そんなに信頼していた2人が新しい飼い主を探すことになったのは「旅猫リポート」でナナを手放す理由がラストに隠されていたで詳しくご紹介しています。
銀色のワゴンで旅ができたのは、ナナにとってサトルを知ることができる大切な時間でした。
そして映画情報についても記載していますのでご覧ください。
旅猫リポートの内容で分かった友人たちの今
出会いから旅に出るまで５年の月日が流れました。
2人の絆はより深いものになっていました。でもそんな時間は終わりを告げようとしています。
ナナの飼い主を探す旅は悲しいことだけだったのでしょうか？
そんなことはまったくありません。
サトルの小学時代から高校時代のエピソード、友人の再会を「旅猫リポート」でサトルとナナが旅に出て分かった友人たちの今でご紹介しています。
友人のお話ももちろん素敵でいたが、叔母の法子はサトルの人生に寄り添ってきました。
猫と関わりがなかった法子にとってナナの存在は今後の人生を変えたと言えるでしょう。
旅猫リポートの内容で結末を迎えた後の変化
サトルとナナの旅はもうじき終わりを迎えることになります。
サトルが今まで過ごしてきた人生で悲しいこともありましたが、いつも明るく前向きでした。
ナナがサトルの為に起こした行動やそれぞれの近況を「旅猫リポート」の結末でサトルと関わった人やナナはどう変化？で詳しくご紹介しています。
もうじき始まる映画を楽しみにしている人、原作を読んだ人も両方見ることで違う楽しみ方ができると思います。
