「コーヒーが冷めないうちに」内容で分かる原作と映画のあらすじまとめ

過去に戻っても現実は変わりません。それでも行く価値はあるのでしょうか？

みんな様々思いがありますが共通するのは、それぞれ後悔している事があります。

そしてもう一度その時に戻って会うことができれば・・・

変わることができる？

そんな人々が噂を聞きつけ喫茶店フニクリフニクラに集まります。

「コーヒーが冷めないうちに」は川口俊和さんの作品で２０１５年に発売されましたが、評判が広がり２０１７年には本屋大賞にノミネートされました。

作者の川口俊和さんは普段、舞台の脚本家・演出家として活躍されています。

サイト管理人、買取専門スタッフのMira.Buleと申します。

「コーヒーが冷めないうちに」では過去に戻れると噂の喫茶店に来た４人の女性たちが、過去に戻り会いたい人と再会して変わっていく４つのお話です。

そしてコーヒーが冷めないうちにの続編である「この嘘がばれないうちに」では同じく喫茶店の噂を聞いた人、そして以前過去に戻った人の話を聞いた４人の男性たちが、愛する人を想うためについた嘘をきっかけに変わっていく話です。

２０１８年９月に有村架純さん主演で映画化されたので今回「コーヒーが冷めないうちに」の本の内容や映画の情報をご紹介していきます。

コーヒーが冷めないうちに内容でチェック

作品のストーリーはオムニバス形式になっていて4つのお話で成り立っていますが、過去にそれぞれ後悔を抱えていて戻りたいと願う気持ちに共感できる！と評判です。

キャッチコピーでは「４回泣けます」と言われていますがどんな内容か見てみましょう。

そして4つのエピソードは映画でどう描かれるのでしょうか？そして原作と映画の登場人物の違いについても紹介しています。

コーヒーが冷めないうちに内容で分かるルール

物語の舞台である喫茶店フニクリフニクラはある席に座ると望む時間に行くことができるという噂があります。

その噂を聞いて大勢の人が過去に戻りたいと願い訪れますが、なかなか実現した人はいません。

なぜならいくつもの面倒なルールをクリアしないと過去に戻ることができないからです。

このルールを見てやっぱりやめようと思う人がほとんどだったのです。

しかもルールを守っても喫茶店スタッフである時田数が淹れたコーヒーじゃないと望む時間に移動できないのです。

そんな様々な条件を乗り越え、望む時間に行った４人の女性たちはどのように変わったのでしょうか？

ルールやそれぞれのエピソードについては「コーヒーが冷めないうちに」で喫茶店に来る事情とルールの意味でご紹介しています。

そして４人目のお話は続編である「この嘘がばれないうちに」につながる大切なエピソードでした。

コーヒーが冷めないうちに内容で続編の謎

「コーヒーが冷めないうちに」で登場したお話から７年が経過した続編です。

喫茶店フニクリフニクラにはマスターの時田流と従妹のウェイトレス時田数と流の娘である時田ミキ3人がいました。

流の娘・・・つまり時田ミキの母は彼女を産んだ後この世を去っています。これは前回のエピソードである４話目の「親子」の話ですね。

今回続編でもルールは変わりませんが、３つ目のルールである「過去に戻れる席には先客がいてその先客が席を立った時だけ座れる」、その場所にいつも座っている白いワンピースの女性について謎が明かされています。

そして今回は四人の男性が登場します。テーマは相手を想ってついた嘘です。どんな内容か見てみましょう。

詳しいエピソードや白いワンピースの女過去は「コーヒーが冷めないうちに」の続編で今までの謎が解明される？で紹介しています。

コーヒーが冷めないうちに内容で続編の秘密

「コーヒが冷めないうちに」と「この嘘がばれないうちに」で共通する人物や謎が少しずつわかってきました。

そして最大の謎である時田数が淹れたコーヒーだけが過去に戻すことができるという役割ですが、この疑問が今回ようやくわかりました。

時田家のことや前回描けなかった「恋人」と「夫婦」のエピソードを知りたい人は「コーヒーが冷めないうちに」の続編で受け継がれる力の秘密でご紹介しています。

「コーヒーが冷めないうちに」と「この嘘がばれないうちに」は２冊合わせて８つのエピソードがあります。

話自体は短編ですが両方読むと、今まで謎だった喫茶店フニクリフニクラのことやそこで働く時田家の引き継がれた役割・・・全てが１本の糸で繋がったような気がします。

映画と原作両方見ると違う楽しみ方をできると思います。