「キングダム」は原泰久さんの作品です。現在ヤングジャンプで絶賛連載中。67巻まで発売されていて、累計発行部数は9,200万部を突破。一度読み始めたら夢中になる人続出中の人気作品です。
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買取スタッフのつぶやき管理人のMira.Buleです。
キングダム は第17回手塚治文化賞を受賞し、2011年にはアニメ化。2019年には実写映画化しましたが、作品の迫力を見事に再現していました。
ただ私自身、
面白いと言われても、やっぱり歴史漫画は難しい…。
そう思っていました。でもキングダム の場合、ほかの歴史漫画とは少し違うかも。というわけで今回は、歴史がよく分からなくても、充分楽しめる理由をみていきましょう。
この記事でわかることは、
歴史漫画という先入観が必要ない理由
キングダムはなぜ登場人物が多い?
キングダムはビジネスにも役立つ
※当サイトでは個人的な本の感想と作品の内容を詳しく書いています。あくまでも参考程度にご覧ください。
この記事の目次
キングダムは歴史漫画という先入観が必要ない2つの理由
キングダムを読むきっかけは、職場での何気ない会話からでした。
私三国志が大好きで、大学でも中国史を専攻してるんです。
中国史か〜。難しいイメージがあるから、実は苦手で…。
でもキングダムなら、そのイメージが覆るかもしれませんよ。
そして数日後、キングダムを貸してくれました。
キングダムは歴史漫画だけど読みやすい内容になっている
正直歴史も苦手だし、中国史なんてもっとわからないし。まあ、とりあえず読んでみるか…と自宅に帰り、軽い気持ちで本を開いてみると、
その考えが180度くつがえりました。
時代背景が分からなくても全然問題ないですよ。
…と言われた言葉に納得できたからです。
なぜならキングダムでは、歴史上の人物と実際の出来事を押さえた上で、別の世界が出来上がっているので、実際ある歴史の基本がありつつ「新たな世界観」として見ることができるわけですね。
キングダムは三国志が好きな人でも知らない人でも楽しめる
キングダムの舞台となる時代背景は、
中国の春秋時代、
秦の始皇帝となる「政(せい)」と、
物語の主人公である「信(しん)」を中心に、中国を武力で統一していく物語です。
始皇帝となる政(せい)は、万里の長城を築くなどの偉業を成し遂げたことで有名ですが、映画などで描かれる始皇帝は、あまり良いイメージがないので、どうかな〜と思っていました。
ところがキングダムでは「史実」と違って、漫画ならでは人物設定だったので、全然イメージが変わりましたね。
なので、三国志のことがそこまで詳しくなくても、問題なく読んでいくことができるのではないでしょうか?
キングダムの登場人物は魅力的なキャラクターが多い
こんなに登場人物が多いと、
話がややこしくなりそうなのに、
キャラクターの個性がそれぞれ
発揮されてるからすごい!
キングダムは登場人物の個性がしっかり出ている
キングダムは三国志がベースになっているので、登場人物がとても多く、
誰がだれかよく分からない
と歴史漫画特有の悩みに陥りますが、そんなことはありません。
キャラクターの特徴がはっきりしているので、ひとりひとりの個性がかぶらないし、それぞれスペックが高いので、興味深いですね。
それほどキングダムでは、たくさんのキャラクターが登場しますが、その中で強い者がいれば、弱い者もいて、賢い者もいる。
主人公だけではやっぱり物語は成り立たないので、他の人の特徴も生かしてエピソードが作られていくもの。
時々このキャラクター必要?と思っても、意図があって物語に関わっています。きちんとスポットがあたるストーリー展開もあるので、本当に面白いですね。
ちなみに質問に答えるだけで、キングダムの性格診断ができるwebサイトがあるので、是非お試しください。
キングダムの登場人物と身近な人を比べてみる
読み進めていくうちに疑似体験しているような感覚で、自分もキングダムの世界観に自然と溶け込んでいました。
例えば…主人公信(しん)は、
戦争で両親を亡くして、奴隷のような生活から天下の大将軍を目指します。
自分の意志を曲げない性格で、まっすぐ突き進んでいく正義感があるので、頭で考えるより先に身体が動くといった戦い方を最初はしていました。
でも修行と数々のいくさを積み重ねていくうちに、武将としての力を身につけて、どんな相手にも立ち向かう強い精神面を身につきます。
時代は違えど性格的なことだけ言えば、あなたの周りにも、信(しん)のような意志がしっかりしていて、何事も迷わず突き進む人いませんか?
こんな風に登場人物たちを、自分のまわりの人に当てはめてみると、違う目線で読むことができます。
職場の上司は冷静沈着で先を読む力が深いから、軍事司令官の昌平君(しょうへいくん)かな?
…とか、
妹は身長も高いし、性格も男勝りだから、禍燐(かりん)かも。
そんなことを考えながら読んでみると、だんだん登場人物にも愛着が湧くし、案外当てはまる人がいて楽しめるかもしれませんね。
キングダムはビジネスに役立つストーリーが盛り沢山
組織同士の戦いの中では、
一人で何かを成し遂げるより、
いかに自分の持ち場で活躍するかどうかで、
国の勢いを広げることができる。
まさに企業やざまざまな世界で生きる、
現代社会と同じ。
キングダムから「揺るぎない目標を持つ」ことを学ぶ
キングダムは、年齢を問わずさまざまな人に読まれていますが、ただ人気があるだけではありません。
真のリーダーについて考えたい。
…という人にも、「学びがある」と人気です。そしてビジネスマンだけでなく、起業家や投資家の方にも多く読まれていますがその理由として、
信(しん)には大将軍
政(せい)は中国統一
という、物語当初から揺らぐことのない目標がありました。
2人はほかの人から、どんなに無理だと言われようと、笑われようと自分を信じてやめないその意思に学びがたくさんあるようです。
なかなか夢や目標を人前で口にすることは勇気が必要。
でもブレない強さを持つことは、ビジネスの土台になります。
キングダムから「戦略を練る」ことを学ぶ
キングダムでは、武将たちの戦いが見所の一つですが、もちろん力だけで勝つことができません。
どんなに強い武将でも、相手を分析して何度もシュミレーションを繰り返し、勝つための「戦略」が必ず必要になります。
キングダムでは、そういった組織として成果を出すという方法を描いているので、ビジネスだけではなく、社会生活においても役立つエッセンスが散りばめられています。
内容ももちろん最高ですが、作画のきめ細かさや戦いのシーンは本当に圧巻!
ぜひ興味がある方はキングダムを一気読み!
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以上「キングダム」は歴史漫画が苦手でも楽しめる?【人気の秘密を発見】でした。このページを最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。