
山にチャレンジして
楽しみの一つ、それは・・・
頂上でいただく食事。
山と食欲と私は、信濃川日出雄さんの作品で新潮社のWEBサイト「くらげパンチ」で絶賛連載中です。
2019年1月には9巻が発売されました。
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サイト管理人のMira.Buleと申します。
「山と食欲と私」の主人公鮎美は基本単独登山ですが、山小屋や様々な場面で出会いを経て、苦しさを乗り越えるために必要としているのは頂上で楽しむ食事です。
彼女の場合はガッツリ系の山飯もたくさん出てきますが、本格的なデザートグルメも簡単で美味しそうなんです。
というわけで山エピソードとともにレシピを紹介したいと思います。
今回は以下のような内容でご紹介しています。
山と食欲と私の料理で食べたいデザート食
山と食欲と私の料理レシピで果物が主役
山と食欲と私の料理を上回る飲み物が登場?
個人的な本の感想そして作品の内容を詳しく書いています。
あくまでも参考程度にご覧ください。
目次
山と食欲と私の料理で食べたいデザート食
一見普通に見える食事でも
一味プラスするだけで、
違った料理に変身する。
山と食欲と私のフレンチトーストでほっこり
「山と食欲と私」の主人公日々野鮎美は、東京に住む27歳の見た目はいたって普通の女性ですが、実は彼女・・・休日になると単独登山をしています。
第52話で鮎美が登っていると、56歳の単独登山の男性が話しかけてきました。
自分のペースで登りたい鮎美に対して、一緒に登ろうとするおじさん・・・二人の攻防が始まります。
ずっと喋ってくるおじさんから離れようと対処しますが、
電話がかかってきたふりをする・・・失敗。
おじさんが興味のない話をする・・・失敗。
幽霊を演じて怖がらせる・・・失敗。
あの手この手で作戦を考えますが、なかなか引き下がってくれません。
結局体力勝負に出ます。
ついてこれない早さでおじさんを引き離すこと、それが1番効果的でした。
ただ難点として自分のペースも崩れましたが、でもこの作戦が功を奏し見事に鮎美は1人で頂上にたどり着きました。
そして今回の食事は焦がしメープルシロップの塩フレンチトーストです。
牛乳と卵を混ぜた中にパンをしみ込ませます。
フライパンにバターを入れてその上にベーコンを焼き、さらに先ほどのパンを投入。
焦げ目がついたらメープルシロップをたっぷり入れ、出来上がりです。
今回も簡単なのに美味しそうでしたね。
でもおじさんが案外早く追いつき、頂上に来てしまったので食事はゆっくりできず・・残念!
でも焦がしメープルシロップの塩フレンチトーストは是非山でも自宅でもチャレンジしたいですね。
山と食欲と私で山小屋グルメを満喫します
第20話で鮎美は有給休暇を使い、平日の水曜日に新幹線に乗って八ヶ岳に向かっていました。
会社の社長が変わったこともあり、積極的に有給を取るよう言われていたため今回ような泊まりの登山が実現したわけです。
鮎美は北八ヶ岳エリアから入山し3日かけて南下したあと、南八ヶ岳の主峰である赤岳を超えて編笠山を目指します。
今回は頂上で食べる食事ではなく山小屋で・・・
名物の揚げパンチーズ&きなことコケモモジュースをいただきます。
いつもオリジナリティが溢れる料理を山頂で作っていますが、今回は楽しみにしていた名物を食べていましたね。
ほかぽわ〜と幸せそうに食べる鮎美の顔はまだ山登りの途中ですが、ここまできた達成感と森の雰囲気がより美味しさを倍増させているようです。
そしてエネルギーを補給したところで山頂を目指し、テントを設営したあと北アルプスの夕焼けを見て今日1日を終えていました。
揚げパンは何となく想像できますが、コケモモジュースはここに行かないとなかなか飲めない印象なのでぜひ八ヶ岳に登った時は行ってみたいです。
山と食欲と私の料理レシピで果物が主役
軽量化することで
食事が簡素になることがある。
けどそんなことは全くなく
いつでも食べることを楽しむ
鮎美は素晴らしい。
山と食欲と私料理のレシピその1フルーツ酎ポンチ
山に登る前の日・・・鮎美はスーパーにいました。
彼女はキンキンに冷えたカットフルーツと果汁多めの缶酎ハイを手にニヤニヤしています。
もちろんこのアイテムを山に持っていき食べるつもりですが、2つの夢のコラボにどう変身するのでしょうか?
67巻で登場したフルーツ酎ポンチは暑い夏に、そして呑んべいにはたまらない組み合わせですね。
これを山のてっぺんでしようとする鮎美の発想はやっぱり面白いです。
ところが夏の低山は想像以上に暑く、頂上には虫が異常発生していました。
そして何かわからない虫に刺されますが、準備万端の鮎美。
毒を吸引するポイズンリムーバーという器具のお陰で大事には至りませんでしたが、凍らせたカットフルーツで刺された場所を冷やすという・・
斬新な使い方にはなりましたが、何がおこるか分からない山でうまく対応でしましたね。
結局自宅に帰り、風呂上がりにフルーツ酎ポンチを味わっていました。
山ではこういった突然の出来事が起こることがありますが、鮎美らしくうまく対応していたのはさすがです。
山と食欲と私料理のレシピその2リンゴソテー
鮎美は77話でとある山に登っていると、山小屋アルバイトの男性蝗(いなご)が歩荷(ぼっか)で荷物を運んでいました。
徒歩で重い荷物を背負って運ぶ人のことやその行為を指しますが、基本は重心を安定させながら歩きます。
しかも腕は振らずに中心で組みながら黙々と前に進んでいきますが、虫に気を取られバランスを崩倒れてしまいます・・。
それを見ていた鮎美は心配して声をかけますが、男性は無言で荷物を戻します。
その時に一つのりんごが箱から落ちていました。
1時間後山小屋に到着した鮎美が拾ったりんごを渡そうとすると、彼はバツが悪そうに逃げてしまいました。
転んでしまうと荷物が傷つく可能性があるし、失敗したことを職場のみんなに知られたくなかったんですね。
1人で落ち込んでいるアルバイトの蝗(いなご)に声をかけます。
そこで鮎美が作った料理を差し出します。
登場したのがりんごのカラメルソテーです。
りんごをバターでソテーして砂糖が絡まれば出来上がりです。
最後にシナモンを加えれば甘酸っぱさが増して美味しさパワーアップしますね。
最初はいらないと遠慮しますが、匂いに負けて一気に食べてしまいます。
全部食べてしまった彼を見て一口食べたかったと言いますが、鮎美の優しさがホッとします。
そのままどこかへ行ったかと思うと、何か手に持って戻ってきます。
それは苦労して運んだ食べ物たちを袋に詰め、鮎美にくれました。
山を降りる時に荷物になりますが、ありがたく貰います。
不器用で口数は少ないですが、気持ちがうれしいですね。
山と食欲と私の料理を上回る飲み物が登場?
食事だけではなく、
飲み物は重要だ。
そしてロケーションが素敵だと
より美味しい。
山と食欲と私ホットジャムワインがおしゃれ
第8話で鮎美は2500m超級の山頂で凍えていました。
なぜなら10月初旬でしたが、山は冬支度をしていたからです。
そんな山を言葉もなく見つめます。
不安な気持ちになってきたのでしょうか?
でもひとりテント泊、周りには山しかないので自分を見つめ直す時間がたっぷりあります。
怖さもありますが、なかなか経験できないですよね。
ただ寒さが半端なくテントの中で震えます。
でもきちんと寒さに備えていたので、ダウンなどを重ね着し準備万端にしますが、風が強く心細くなります。
なぜならこんな高い山でテントを張ったのが初めてだったのです。
最悪の事態を考えますが、落ち着けるため登場したのが、一本のワイン。
ある方法で夜を楽しむ作戦です。
それはスパイシーホットジャムワインです。
赤ワインを沸騰しない程度に温め、ブルーベリージャムと黒こしょうを加えます。
するとあっと言う間にグリューワインが出来上がりました。
ヨーロッパでは、昔からこういった飲み方があったようです。
そしてテントから顔を出すと星が空満天に広がっていたので、あっとゆう間に寂しさが吹っ飛びましたね。
山と食欲と私ココアを飲んで鮎美がときめく?
第19話でとある山に登るため鮎美は登山口の最寄りのバス停で、兎内という男性も一緒に降ります。
お互い単独だったので、目的は同じということもありなんとなく後ろから鮎美がついていく形になりました。
人気のない登山道だったようで、人が歩いた跡がなく二人は道に迷ってしまいますが、地図を見ながらどうにかきちんとした登山道にたどり着きます。
雨も降っていたし体も冷えていたので、簡単な雨しのぎをするためビニールを木にくくりつけ休憩をします。
鮎美がコーヒーを淹れようとすると、兎内がある飲み物を勧めます。
それはおとなのココアというものでした。
よくあるミルクココアにスライスした生姜を2、3枚入れてブランデーを一口分入れます。
お酒も入っているし少し甘いけど、体も温まるココアは大人の味でした。
すると兎内が
「一緒に道に迷った人とこんな雨の日に森の奥深くでお茶をするなんて、なんだかドラマチックで楽しいです。」
と言います。
さらに焼きバナナも作ってもらい、その言葉にときめく鮎美は普段料理をするのか聞くと、キッチンに立つと妻が嫌がるからしないと言われます。
・・・やっぱり結婚してたんですね。
鮎美は一瞬本気でドキドキしたようです。
私も途中までロマンスでは?と思ってしまいました。
あまり恋ネタはない「山と食欲と私」ですが、こんな単独登山男子だとまた一緒に登ってほしいですね。独身希望ですが・・・
あと今回登場したホットワインは私も試したことがあります。
温めると全然味わいが変わって飲みやすくなります。
しかも冬の山だとなおさら温かい飲み物としてオススメですね。
ほかの山のデザートグルメ、色々試したいと思います。
以上、
「山と食欲と私」料理も魅力のひとつ!疲れたときにしみる甘い物でした。
このページを最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。