「探偵が早すぎる」原作とドラマのキャラクターが全然違う?

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事件が起きると探偵は、

解決しようと行動する。

でもここでは答えが出る前に終わってる。

「探偵が早すぎる」は井上真儀さんの小説で、2017年に上下巻完結しているミステリー小説です。

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サイト管理人のMira.Buleと申します。

ドラマ「探偵が早すぎる」は、2018年7月から木曜日のプラチナイト枠で23時59分から放送されていましたが、原作と違いはあるのでしょうか?

原作を読んだ人達の口コミを見ると、話の流れはほぼ変わらないけどそれぞれのキャラクターの設定が違ったという口コミが多数ありました。

そこで今回はドラマで見る十川一華や探偵の千曲川光、そして謎が多い家政婦の橋田正子がどうなのか、原作との違いについて詳しく見ていきましょう。

今回は以下のような内容でご紹介しています。

探偵が早すぎる原作とドラマで変わった点

探偵が早すぎる原作では出てこない人物がいる

探偵が早すぎる原作で主人公は誰?

個人的な本の感想そして作品の内容を詳しく書いています。

あくまでも参考程度にご覧ください。

 

探偵が早すぎる原作とドラマで変わった点

 

原作のキャラクターも

ドラマのキャラクターも

違いはあるけど、さほど違和感はなかった。

探偵が早すぎる一華の性格と年齢

最初に原作である小説のあらすじを紹介します。

父親が亡くなったことにより、5兆円という莫大な遺産を相続した一華でしたが、それに対して一族は彼女を事故に見せかけて殺害しようと試みます。

そんな一華を守るため家政婦の橋田はある人を雇います。

それが探偵の千曲川でした。

彼は事件が起きる前にトリックを暴き、犯人を特定するという今までと違った探偵ミステリーです。

ドラマでも内容は変わらないです。

ただ原作では一華は高校生の設定ですが、ドラマでは大学生でした。

そして性格は真面目で素直な、いたって普通の女子高生といったイメージです。

ちょっと気弱な感じなので、ドラマを見たときに一華がかなり強くてパワフルだったのでびっくりしました。

でも映像化になるとキャラクター設定が変わるのは、よくあることなのでドラマとして私は楽しく見ています。

ただ、原作での一華のイメージがあった人には少し違和感があるかもしれません。

探偵が早すぎる千曲川が全く違うキャラクター

探偵の千曲川光がおそらく原作と1番かけ離れているのではないでしょうか?

まず原作ですが、茶髪で長く端正な顔立ちをしていますが、体つきは華奢なので一見男性か女性か分からない見た目です。

性別的には男性となっていますが、心は女性のようです。

設定はかなり面白いですが、ドラマだとインパクトがありすぎなので、もしかしたら探偵の話がブレてしまうのかもしれないですね。

そして千曲川を演じる滝藤さんは、線が細いので雰囲気は近い気がしますが、両性的な部分はドラマではないので原作とは違いました。

ただところどころ天然な部分が見られ、ちょっと抜けていそうな感じを出しつつ肝心な部分はきちんと一華を守っているところは頼もしいです。

探偵が早すぎる原作に出てこない人物がいる

 

原作に出てこない

登場人物がいても作品の

アクセントになるなら必要だ。

探偵が早すぎる城之内翼は一華あこがれの人

「探偵が早すぎる」の原作に出てこない人物がいます。

1人目は一華が恋心を抱く大学の同級生、城之内翼です。

原作はまったく恋愛要素がないので、ドラマ向けに登場したと思います。

見る側としては、探偵の千曲川がひたすら事件を未遂に終わらせ一華はその事実を知らない・・・だけよりも、多少はドキドキしている一華役の広瀬アリスさんを見るのも楽しいですね。

しかし悲しいことにただの恋の相手では終わりません。

城之内はドラマ6話で医者になりたいという妹の夢を叶える為に、一華の殺害を企てている大陀羅一族にそそのかされ一華を殺そうとします。

その事実を知った一華は信じられず

彼がそんなことするわけない。

と必死に言いますが、城之内は何も答えてくれません。

そして千曲川は城之内の胸ぐらをつかみ、ビルの屋上からつき落とそうとします。

もちろん今回のことを反省させるためなので、実際はそんなことをするわけありません。

ところが城之内は、

「探偵さん俺は取り返しのつかないことをしてしまいました。しっかりお仕置きしてください。」

と言い千曲川の右手を襟から外し腹を蹴り、自ら屋上から落ちます。

命は助かりましたが、先日放送された7話でも重体で入院しています。

まさかこんな展開が待っているなんて・・・

大陀羅一族は純粋な大学生まで利用するという卑劣な行為に出ました。

千曲川と橋田のおかげで未遂に終わりますが、心の傷は消えません。

一華は好きな人から殺されそうになるなんて・・・可哀想すぎますね。

探偵が早すぎる亡くなった母の存在

原作では一華の母はすでに亡くなっているので、登場するというほどではなく、お母さんが・・といった感じだけで少ししかでてきません。

でもドラマではキャストの中にきちんと名前があり、十川純華という一華の母として出ています。

今のところ回想シーンだけですが、7話の最後に母と似ている女性を目撃します。

今後母に関するエピソードがありそうなので過去が解明されそうです。

あと千曲川は一華の母の遺体に対面する回想シーンがあり、純華を知っているようなので2人の関係性が気になります。

橋田から依頼されたとはいえかなり危険な仕事ですし、お金のためとはいえなかなか命を守ることは大変だし難しいと思います。

なぜ探偵の千曲川は事件が起きて解決するのではなく未然に防ぐようになったのか?

やっぱり以前一華の母親を守っていて、何かあったのかも・・・と勘ぐってしまいます。

少しずつですが、千曲川の謎や母親のことが分かりそうです。

探偵が早すぎる原作で主人公は誰?

 

原作とドラマの中心人物が

違うだけで、

作品の雰囲気が変わる。

探偵が早すぎる原作は一華と橋田が中心

原作の「探偵が早すぎる」では、千曲川は計画がうまくいかずに動揺している犯人の前に、最後現れるといった印象なのであまり登場しません。

いつも事件を未遂にするために動いているので、主人公である一華ともほぼ直接は会いません。

ですので千曲川がメインという印象はまったくないですね。

そして原作では一華と橋田2人が中心になっています。

橋田は原作でもドラマでも変わりはなく、ツンデレな家政婦として一華に接します。

両親のいない一華を育ててくれる家政婦の橋田はかなりの才色兼備。

今後お嬢様としての生活に向けてマナーや言葉遣いを教えてくれます。

なかなかうまくできない一華に厳しく接する橋田はまるで本当の母親のようです。

探偵が早すぎるドラマは千曲川が中心

探偵が早すぎるの公式HPを見ると、

キャストの最初に千曲川光の名前があるので主人公という扱いです。

ただドラマでは千曲川だけが主役というより、一華と橋田もたくさん出てくるので3人のバランスがちょうどいい感じです。

タイトルが自体が「探偵が早すぎる」なので、原作を見らずにドラマから入った人にとっては、やっぱり探偵の千曲川がメインの方がスッと話が入ってくるかもしれません。

原作ではあまり一華との接触がないですが、ドラマでは千曲川は一華とよく一緒に行動します。

一華からは嫌がられてますけどね。

ですので見所の一つとして、千曲川役の滝藤さんと一華の広瀬さんの掛け合いがかなり面白いです。

狙われる一華を事件が起きる前に防ぐ、「探偵が早すぎる」は今までにはない推理小説になっています。

犯人が必死で考えたトリックを千曲川が解明するシーンは見事でした。

笑いもありますが、最後までハラハラする展開はミステリーとしても充分楽しめます。

探偵が早すぎるのドラマを見る

以上、

「探偵が早すぎる」原作とドラマのキャラクターが全然違う?でした。

このページを最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。