「インベスターZ」財前が学んだ喫茶店経営の極意がすごい!

 

インベスターZは投資の話だけではない。

お金の仕組みを

わかりやすく勉強できるから、

読んでいて楽しい。

インベスターZは、三田紀房さんの作品で講談社の週刊モーニングで連載していました。

単行本は21巻で完結しています。

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サイト管理人のMira.Buleと申します。

インベスターZは2018年7月から10月までドラマが放送されていました。

累計発行部数は100万部を超えるほど大人気の投資漫画ですが、身近なお金のことや就職、生命保険などの事柄を扱っているのでさまざまな勉強ができます。

主人公の財前が道塾学園に入学して投資部の入るところから話が進みますが、なぜ投資部に入部したのか、そして経営について学べる人気のエピソードを詳しく見ていきましょう。

今回は以下のような内容でご紹介しています。

インベスターZの財前が入学した学園の秘密

インベスターZの財前が知った喫茶店のカラクリ

インベスターZで財前が見る喫茶店の仕組み

個人的な本の感想そして作品の内容を詳しく書いています。

あくまでも参考程度にご覧ください。

 

インベスターZ財前が入学した学園の秘密

 

学生のうちから

投資や株を勉強することは、

日本や世界の経済も

学ぶことができる。

インベスターZ財前が謎の部活に勧誘される?

財前が入学した北海道にある道塾学園は、全国でも屈指の成績を誇る私立の中高一貫の男子校です。

ドラマでは共学の設定になっていますので、若干登場人物が変わりますが今回は原作で見ていきましょう。

炭鉱や漁業で財を築いた藤田金七が設立した学校ですが、ほかとは違う特徴があります。

それは生徒の学費が全て無料なんです。

その授業料を稼いでいるのが、学校の人はほとんど知らない秘密の部のメンバーです。その名は・・・

投資部。

しかも誰でも入部できるわけではありません。

では、どんな人たちが所属しているのでしょうか?

インベスターZの財前が謎の部活に入れた理由

財前は満点の成績で入学した頭脳を持ちます。

投資部には各学年トップの成績で入学した合計6人という選ばれた人しか所属できないというルールがあります。

でも財前はもともとは野球部に入ろうと思っていたので、案内してくれるという先輩についていきましたが、なぜか校内にある図書館のさらに奥にある地下室に連れていかれます。

そこには数人の生徒がマージャンをしていました。

その彼らがじつは学校の運営資金を稼ぐ投資部のメンバーだったのです。

そんなすごい投資部に、まだ中学一年生の財前が新しく加わるという衝撃的な展開でした。

しかも財前はまったく株や投資はしたことがありません。
そもそも中学生ですし。

そんな全く知識のない自分が投資なんて・・・と最初は戸惑いを見せますが、投資部の先輩たちからお金や投資のことを学び始めると、すごい勢いで知識を吸収していきます。

もともとレベルの高い学園の上、しかも成績トップの彼なので飲み込みは早いですよね。

インベスターZ財前が知った喫茶店のカラクリ

 

あの店はなぜ潰れないのだろう・・・

と疑問に思うことがある。

その秘密に触れてみる。

インベスターZで喫茶店の経営者になることは簡単?

投資の話も勉強になりますが、今回は私たちにも身近な喫茶店の経営について見ていきましょう。

財前の同級生で投資を始めたさくらは、母親のことで悩んでいました。

さくらの母はパートの仕事をしていましたが、ある時喫茶店のオーナー夫婦と知り合います。

でもそのオーナー夫婦は年齢の悩みやもともと喫茶店の後継者がいないという理由で店を閉めようか・・・と考えていました。

そしてさくらの母は、パートの掛け持ちをしていたので、体力的な悩みを抱えていました。

同じように今の現状を悩んでいました。

後継者がいない喫茶店のオーナー・体力的な仕事の限界・・・

お互いの利害関係が一致したということもあり、さくらの母に店を継いでくれないか?という話を持ち掛けました。

パートをやめて喫茶店の経営を始めるという状況は、この時代普通に考えても無謀だ!とさくらを始め財前もそう思っていました。

なぜならコンビニや大手チェーン店では、すでに100円や安いコーヒーを出している世の中です。

そんな状況なのに個人が経営する小さな喫茶店が対抗できるわけないと思っていたからです。

ところがその考えを覆す話をオーナー夫婦から聞きます。

それがなかなか興味深い内容だったのです。

インベスターZでスモールビジネスの3Sって何?

喫茶店のオーナーが言ったこと、それは・・・

競争なんかしなくていい。
繁盛しなくていい。
行列ができていつも満員なんて御免だ。

この話を聞いたメンバー全員が、繁盛しなくていいなんてありえないし、競争しないとお客は来てくれないと反論します。

ところがこの言葉には真意があり、個人の店ではスリム・シンプル・スローという3つの3Sと言われている言葉がありました。

スリムは少数人数で、固定費をかけない。

シンプルは取り扱い商品を極力すくなくする。

スローはあまり忙しくないこと。

これが成功を導く秘訣でこの3点を心がけると喫茶店や個人の小さな店でもうまくいくと言われています。

たとえばラーメン屋を経営していたとしましょう。

人気店にするため行列が出来る店を目指した結果・・

地域で1番の店に成長したとしてもそれを維持するために人を雇い、体力も精神力も消耗していきだんだん経営が苦しくなる可能性があります。

そんな風に無理な経営や店舗の拡大は経営者を苦しめます。

なのでスリム・シンプル・スローという3つの3Sの考え方はかなり的を得ていると思います。

さらに売り上げの10%を毎月支払うという条件ですが、オーナー夫婦は喫茶店の上にそのまま住むので家賃もいりません。

その考えや内容を聞いた娘のさくらはようやく母親の起業を受け入れることができました。

インベスターZ財前が驚く喫茶店の仕組み

 

うわべだけでは

分からないことがたくさんある。

中身を知ると新たな発見ができる。

インベスターZで喫茶店にお客が殺到したら困る

喫茶店のオーナーは常にお客さんが3人いる状態があればやっていけるといいます。

その真相は喫茶店のコーヒーの値段はだいたい一杯、平均300円から600円くらいだと思います。

でも実は原価は一杯20円くらいといわれているので、500円のコーヒーを3人のお客さんが1時間以内に頼んだら1500円の売り上げになります。

純利益で言えば1440円となります。

もちろんそんなにバランスよくお客さんが来るとは限りませんが、先程の3Sを考えるとそこまで経費はかかりませんので、たくさんの人が来て繁盛しなくても利益が出る計算になります。

これが他の飲食店で考えると、消費期限が短い生ものなど扱う場合が多いので、なかなか長期保存ができずにロスがうまれます。

その点コーヒー豆は数年保存がきくので、在庫の損がそこまででないという利点があります。

たまにみる古い喫茶店に、お客があまりいなくてもなぜか潰れない・・と感じていたのには、そういう理由があったんですね。

今回の喫茶店のエピソードは株や投資とは違いますが、経営という点でかなり勉強になります。

人と競争せず自分のペースで店を経営する・・・これが個人の店を長続きさせる秘訣です。

インベスターZドラマを見る

以上、

「インベスターZ」財前が学んだ喫茶店経営の極意がすごい!でした。

このページを最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。