はたらく細胞は
知らない世界を
知ることができる。
漫画「はたらく細胞」は、清水茜さんの作品で月刊少年シリウスで2015年3月より連載中です。
第27回少年シリウス新人賞大賞を受賞した細胞の話を連載化したものです。
2016年に「このマンガはすごい」7位を受賞し、2018年7月からテレビアニメが始まり大好評のまま終了しました。
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サイト管理人のMira.Buleと申します。
はたらく細胞の特徴としてキャラが擬人化されていることで漫画もアニメも大人気ですが、キャラクターそれぞれが生き生きしています。
でも実ははたらく細胞と全くテイストが違うシリーズがあることをご存知ですか?
スピンオフ作品はかなり個性的な内容になっていますので詳しく見ていきましょう。
細胞といったら難しい印象がありますが漫画やアニメを見ると世界観が全く変わると思います。
今回は以下のような内容でご紹介しています。
はたらく細胞シリーズ基本をおさらい
はたらく細胞シリーズで一番BLACK作品
はたらく細胞シリーズで身近なエピソード
はたらく細胞シリーズで一番ゆるい作品
個人的な本の感想そして作品の内容を詳しく書いています。
あくまでも参考程度にご覧ください。
この記事の目次
はたらく細胞シリーズ基本をおさらい
基本を知ることで
他の作品の特徴が、
はっきりする。
はたらく細胞の主役はこちら
出てくるキャラクターたちは人間のような姿で描かれてますが、細胞名で統一されているのでそれぞれ個別識別番号で表現されています。
そしてメインはやっぱり新人の「赤血球」といつも見守ってくれる「白血球」二人ですね。
「赤血球」の役割は、酸素を体の各組織に運びそれぞれの組織から受け取った二酸化炭素を肺に戻す仕事です。
細胞の中でかなり重要なんですが、彼女・・・まさかの方向音痴という特徴が。
肺に戻る道が分からないから地図を見ながら進むことが日常茶飯事です。
そこで登場するのが白血球です。
色白で弱そうに見える彼、でも役割は雑菌などの外敵をいち早く見つけ殺傷する仕事なので、容赦なく攻撃する姿はかなり衝撃ですがかっこいいです。
一見怖そうな白血球ですが、いつも道に迷った赤血球を助けてくれる優しい面も見れるので、ギャップがいいアクセントになっていますね。
2人が仲良く話しをするシーンを見ると今後どうなるのかドキドキしますね。
関係が進展するかどうなるか、非常に気になります。
はたらく細胞でキャラクターが可愛すぎる
そして注目のキャラクター「血小板」ちゃんですが、見た目は幼稚園児や小学生のような可愛い姿の女の子たちです。
実際の役割は傷口に血小板が集まることで、怪我をしても自然治癒で血が止まるようになっています。
そして血管で他の細胞に会うと、
「おつかれさまです!」
「こんにちは!」
と元気に挨拶する姿をみるとほっとけなくてついつい構ってしまいます。
赤血球が自分の妹のように優しくしてる姿を見ていると「みんな家族?」と思うくらい仲良しです。
特に白血球は心配しながら手伝ってくれるので見た感じお父さんみたいでした。
細胞たちにとって血小板は戦いの合間に癒してくれる大切は存在なんですね。
他にもさまざまなキャラクターがいます。
キラー細胞はすこし強面ですが、細胞のトラブル処理してくれる頼もしい存在です。
ヘルパーT細胞は外敵を見つけ作戦を指示する指揮官です。
見た目はメガネ男子なので、雰囲気はインテリな感じですが冷静な判断にいつも助けられます。
そして見た目は上品で綺麗なお姉さんなのに、実は殺傷能力がすごいマクロファージ。
ウイルス集団にも動じることもなく笑顔で殺すところはなかなか怖いです・・・
そして彼女は幼い頃の赤芽球の教育・育成もやっています。
そのほかにも魅力的なキャラクターがたくさん出てきますのでぜひ漫画やアニメで体験してください。
はたらく細胞シリーズで一番BLACK作品
シビアな世界が現実かと思うと
怖くなるけど、
まだ変わるチャンスはあるはず。
はたらく細胞BLACKの内容は刺激的?
「はたらく細胞BLACK」はその名通り「はたらく細胞」のスピンオフ作品です。
監修は清水茜さんがしていますが、原作は原田重光さん・漫画は初嘉屋一生さんが描いていて今現在単行本が2巻まで発売されています。
本家のはたらく細胞はかわいくて一生懸命な細胞たちの姿を見て頑張ろう!という気持ちになりますが、はたらく細胞BLACKは舞台が不健康な人間の体です。
かわいいと言った雰囲気はまったくなく細胞が必死に仕事している姿が描かれているので、不摂生はやめようという気持ちになりました。
そこでどういったことが日々起こっているのか・・・それは、
日々の過労やストレス・飲酒・喫煙・運動不足など、細胞たちにはかなり過酷な状況なのでまさに「ブラック企業」です・・・。
では体の持ち主はどんな人かというとストレスで10数年ぶりにタバコを吸いますが、さらにお酒も飲みことで体はボロボロになります。
そして風俗に行きますがその結果病気をもらい、最終的には髪の毛が抜けてしまうという悲しい展開になります。
いやいや・・・本家と違いすぎ!と思わず言ってしまうこの体は大人の男性を題材にしているそうです。
思わず悲鳴が聞こえそうなくらいブラックなエピソードですが、青年誌の週刊モーニングで掲載されているので、はたらく細胞本編では描けないエピソードが盛りだくさんです。
はたらく細胞BLACK登場人物の違い
「はたらく細胞」で出てくる血小板たちのような癒しは「はたらくBLACK」には出てきません。
本編の赤血球は女の子、白血球は男性になっていますがBLACKでは逆の設定になっていました。
少し頼りない新人の男の子が赤血球
血の気が多い綺麗な女性が白血球です。
こちらも出会う確率が多いので、まだまだ新米の赤血球は助けらます。
そして赤血球の仕事として酸素を体内に運ぶことはもちろん同じですが、体の中はまったく違いました。
普通の体は綺麗な街を歩くようなイメージでしたが、BLACKでは違います。
移動する血管内はボコボコで一酸化酸素やアルコールの雨が降り注ぎ、運んだ先でも酸素が少ないと罵声され最後には細菌が襲いかかるという悲惨な状況が続きます。
こんな過酷な環境で働く赤血球は
「働きたくない・・・こんな仕事まっぴらだ!」
と座り込みます。
周りでは細胞たちが死んでしまうこともあるので、精神状態がおかしくなりますよね。
それほど体に負担がかかることを私たちはしている可能性があるので、暴飲暴食や飲酒もほどほどにしないといけないですね。
はたらく細胞シリーズで身近なエピソード
腸は第二の脳と
言われるくらい、
大事な臓器。
はたらく細菌は3種類の菌が陣取り合戦
はたらく細胞のスピンオフ「はたらく細菌」ですが、はたらく細胞BLACKと同じく清水茜さんが監修をしていて原作・漫画どちらも吉田はるゆきさんが描いています。
講談社「なかよし」という少女向けのコミックで連載中なので、先ほどのBLACKに比べると内容はかなりかわいい封域にですね。
今現在単行本は3巻まで発売中です。
こちらははたらく細胞より身近な題材、腸の中で活躍する菌たちのお話です。
私たちは毎日食事を取りますが、食べ物が体のどこにたどり着くかというと・・腸内です。
そこで善玉菌・悪玉菌・日和見菌3種類の菌が働いていますが、もし野菜を食べずに肉ばかり食べるとお腹の中では何が起きるのでしょうか?
食生活の偏りで便秘になったり臭いおならを引き起こすなど、悪い動きをするのが悪玉菌、
野菜を食べることで悪玉菌を倒し腸内環境を整えてくれる善玉菌、
そして約70%の菌が腸内を占めている日和見菌、
そんな彼らの・・というかほとんどが善玉菌と悪玉菌の戦いですが、領地争いが毎日繰り広げられています。
はたらく細菌は食生活で腸内環境が変わる?
今回漫画の中で登場する体の持ち主はお肉が大好きな女子高生です。
腸内がかなり乱れていているので、食物繊維が大好きな善玉菌たちの町は悪玉菌の攻撃で破壊されてしまいます。
ところがある日彼女は流行りのグリーンスムージーを飲む生活に切り替えるとたちまち善玉菌の町が蘇りました。
そこまで変化するか?というくらい1日1日で環境が激変します。
いったんは善玉菌が増えて腸内環境が良くなりましたが、それでも食生活は安定せず善玉菌と悪玉菌の戦いはなかなか終わりが見えず続きそうです。
はたらく細胞に出てくる細胞たちの名前は初めて聞いたものが多いですが、こちらの作品は便秘とか女子にとって永遠の悩みがテーマなので読んでいて受け入れやすかったです。
やっぱり野菜やヨーグルトをまめに食べたほうがいいなと、思い知らされました。
はたらく細胞シリーズで一番ゆるい作品
はたらかない細胞と聞いた時、
軽く衝撃を受けた。
働いて欲しいと心から思った。
はたらかない細胞はニートの話?
「はたらく細胞」のシリーズの中で、1番ゆるくて必死さがない作品「はたらかない細胞」です。
監修は清水茜さんで漫画は杉本萌さんが描いています。
通常は赤芽球から赤血球として働き始めますが、なぜか自立しない赤芽球5人組のお話です。
細胞がニート?なかなか衝撃的な内容ですが、実際働けるのに働かない・・
教育係のマクロファージ先生は脱核させて立派な赤血球にしようと奮闘しますが、まったく5人のやる気が出ません。
ではその5人組はどんなキャラクターなんでしょうか?
まず主人公?と言っていいかわかりませんが、赤芽球871のヤナイくん。
今時の若者の雰囲気ですが、他の赤芽球が脱核するのを必死で阻止します。
なにか理由があるのかと思うほどやる気がないです。
赤芽球036の修くん。
見た感じ真面目なメガネ男子ですが、すぐに脱核できそうな素質は一番あります。
そしていつも分厚い本を読んで勉強しているのにそれでも勉強不足だからと言い訳をします。
こちらも何か理由があるのかもしれないです。
赤芽球328のミツバちゃん。
オタク女子といった雰囲気ですが、かなりのマクロファージの大ファンです。
ここを離れたくない理由はそれでしょうか?
赤芽球3104の西園寺くん。
金髪で王子様キャラですが、謎のハート紙吹雪と一緒に現れます。
「王は働くのではない、統べるのだ。」と発言しているのでかなりのこじらせ男子です。
最後に赤芽球1516の彦十郎くん。
ヤナイくんから先輩と呼ばれるくらい赤芽球でいる期間が長いです。
キャラ的にぶりっ子でみんなには15(イチゴ)と呼ばれたいらしいです。
そんな5人を中心に小さな世界で話が進みます。
他の作品に比べるとコメディ色がかなり強くて内容的に賛否ありそうですが、マクロファージ先生はとても可愛いので許せます。
ただ真剣に読みだすと働かない5人にイライラするかもしれません。
今回は「はたらく細胞」シリーズを紹介しました。
正直はたらく細胞が一番面白いですが、4作とも全然テイストが違うので別作品と思って読んだら楽しめますよ。
私は個人的に少女漫画でイケメンキャラが多かった「はたらく細菌」はテーマも身近だったので面白く読めました。
「はたらく細胞BLACK」はなかなかヘビーな内容で考えさせられましたが、細胞の役割がわかると勉強になるし面白いので、これからも楽しみながら作品を読んでいきたいと思っています。
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以上、
「はたらく細胞」シリーズが結構シュールだけど面白いって本当?でした。
このページを最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。