「動物のお医者さん」犬ぞりの魅力に取り憑かれたハムテルたち

 

 

北海道、冬のイメージにぴったりの犬ぞり。

チョビとハムテルがチームに加入するが、

問題盛りだくさん。

「動物のお医者さん」は佐々木倫子さんの作品で1987年から1993年まで花とゆめで連載されていました。
単行本は12巻まで発売されています。
コミック文庫や愛蔵版も人気で、累計2000万部以上の売り上げを記録しています。
2003年には俳優の吉沢悠さん主演でテレビドラマが放送されました。
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サイト管理人のMira.Buleと申します。

ハムテルは北海道にあるH大学の獣医学部に進学し、親友の二階堂とともに獣医を目指し奮闘する中でさまざまな人や動物に関わります。
北海道の冬、H大学にある人物があらわれます。
その人は犬ぞりをしているブッチャーさんでした。
チョビとハムテルは興味を持ち参加しますが、犬ぞりのメンバーは個性的な犬ばかりで様々なトラブルを巻き起こします。
大変な状況でハムテルはどうやって乗り越えていくのでしょうか?
はたして大会には無事出場出来るのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
今回は以下のような内容でご紹介しています。
動物のお医者さん犬ぞりのきっかけは菱沼さん
動物のお医者さん犬ぞりはハプニングが多数
動物のお医者さん犬ぞりはとても奥が深い
個人的な本の感想そして作品の内容を詳しく書いています。
あくまでも参考程度にご覧ください。

動物のお医者さん犬ぞりのきっかけは菱沼さん

 

菱沼の行動はときに、

新たなことを生み出す。

巻き込まれた形になるけど、

今後深く関わることになる出会い。

動物のお医者さんチョビを見つめる人の正体

12月のはじめ、すこしまとまった雪が降り始めた頃菱沼はハムテルに、
「冬になったわよ、ソリに乗せてよ。」
と言います。
事の発端は夏に菱沼がチョビの上にまたがって走らせようとするので冬になったらソリに乗せると約束していました。
はじめてだから無理と言ってもまったく引き下がらないので渋々やってみると・・
すごいスピードで走り出し加減が分からず、カーブで菱沼を落としてしまいます。
するとそのやり取りを終始見ていた男がいました。
チョビの脚を掴み、
「いい脚だ。」
というと、
「どうだ、キミ犬ぞりに出てみないか?」
とチョビを勧誘しました。

動物のお医者さんハムテルが犬ぞりを操縦?

声をかけてきたのはブッチャーという人物で1月に犬ぞりレースが行われますが、そのときに2、3頭しか犬を飼っていない飼い主が集まってチームを作る計画をしていると言われます。
そのチームに誘われハムテルや二階堂、菱沼は喜びますが、そのためにはチョビのダイエットが必要でした。
そしてなぜか若いからという理由だけで、犬ぞりを操縦するマッシャーにハムテルが任命されます。
かなり無理やりですが、いよいよチームの犬たちと対面してみるとなかなかクセが強い面々ばかりでした。
練習を始めますが、マッシャーと犬が一体にならないといけないのに、みんな個性的すぎてうまくいきません。
ところでブッチャーはいったいどうゆう人物なのでしょうか?
去年のレースでも入賞しているので二階堂は、
彼は名人だけどこの先何十年もトップを守れないから若いハムテルに託した
と勝手に考えます。
そんなとき新入りの犬がチームにやってきました。

動物のお医者さん犬ぞりはハプニングが多数

 

あの瞬間チームは絆で結ばれた。

ハムテルの努力が報われたとき、

大会で活躍するチャンスが生まれた。

動物のお医者さんようやくチームになれた

新入りの犬は身体が大きく喧嘩をしそうな雰囲気なので、ハムテルは心配していましたが、とうとう最悪の事態がおこりました。
練習をしていると、もともといたシーザーと新入りが喧嘩をはじめてしまったのでハムテルが止めに入ると新入りの犬に腕を噛まれてしまいます。
チームの犬にかまれるなんてマッシャー失格・・
もう犬ぞりと縁を切ろうと思ったその時、
なんと他の犬たちが新入りに噛みつき怒りをあらわしました。
その瞬間ハムテルとチームの犬が一体化したのです。
喧嘩をしていたのは2頭だけだったのに全員が一斉に噛み付いたということはハムテルを仲間として認め守ったのでは?
それなら・・もしかしたらレースで頑張れそうな予感がしてきました。

動物のお医者さん計算外の事態が発生

いよいよ犬ぞりレース本番ですが、2日目はチョビも出場する多頭引きのレースがある日でした。
リーダーのシーザーは1頭引きのレースに出場し、優勝候補と言われていたのでかなり期待していたのに、たったの200mでバテてしまいます。
その原因としてブッチャーはシーザーの性格上、人がいっぱいいる場所が好きなのでハイになりすぎたのでは?と言いますが、なぜそんな初歩的なミスをしてしまったのでしょうか?
ハムテルと二階堂は不思議に思います。
本人は深く語りませんが、去年の大会の一頭引きで優勝するほどの実力の人だからきっと犬ぞり歴は何十年もやっているとにらんでいました。
でも問題は次にある多頭引きのレースでシーザーがリーダーとしてはたしてチームを引っ張れるのかということです。
するとブッチャーがハムテルにチョビの調子を聞くと・・。
いたって普通だったので、急きょチョビがリーダーになります。

動物のお医者さん犬ぞりはとても奥が深い

 

トラブルはつきものだけど、

そこからの立ち直りがすごい。

次に繋がるレースだった。

動物のお医者さんブッチャーさんが想像と違う

じつはチョビはリーダーを一度やったことがありますが、シーザーのほうが積極性があってみんなを引っ張る力があるので2番目のサブリーダーが合っていたのですが・・。
ハムテルはよく考えて、ブッチャーに元の配置を提案すると、
「正直、実際やってみないとわからない。」
と意外な答えが返ってきました。
するとようやくブッチャーの衝撃的な事実を知ります。
  • 大会自体が第2回目で去年の1位はビギナーズラックだったということ。
  • アラスカではなく日本に住んでうん十年ということ。
ハムテルはプロに選ばれたのではなく試しに選ばれるマッシャーだったということにショックをうけますが・・とにかく今はレースに集中しようと決意しました。

動物のお医者さん諦めからの巻き返しがすごい

できるだけのことをやろうと思いますが、チョビの心配症が発動します。
ハムテルを気にして後ろを見ていると、綱がからまり犬たちがだんご状に転んでしまいました。
絶望的な状況をみて、
このロスでおそらく入賞は無理だろう
と冷静に考えたハムテルは、不安もプレッシャーも忘れてソリを押します。
徐々に練習どおり走れるようになった犬たちはスピードをあげゴールに向かいました。
結果、入賞はできませんでしたが5位という成績を残したハムテルたちは、これがきっかけで犬ぞりの魅力にとりつかれてしまいます。
来年優勝をめざすためチャレンジする話はこちらの記事をご覧くさい。
いよいよ犬ぞりのエピソード最終話はこちらの記事をご覧ください。

以上、

「動物のお医者さん」犬ぞりの魅力に取り憑かれたハムテルたちでした。

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