二度目の犬ぞりレース出場に、
ようやく優勝できるかと思ったら、
思わぬトラブル発生?!
「動物のお医者さん」は佐々木倫子さんの作品で1987年から1993年まで花とゆめで連載されていました。
単行本は12巻まで発売されています。
コミック文庫や愛蔵版も人気で、累計2000万部以上の売り上げを記録しています。
2003年には俳優の吉沢悠さん主演でテレビドラマが放送されました。
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サイト管理人のMira.Buleと申します。
ハムテルは北海道にあるH大学の獣医学部に進学し、親友の二階堂とともに獣医を目指し奮闘する中でさまざまな人や動物に関わります。
北海道の冬、H大学に現れたのは犬ぞりをしているブッチャーさんでした。
チョビとハムテルはチームに参加し、大会出場初めてながら5位という成績を残します。
そして10ヶ月ぶりに再会し、再び優勝を目指してがんばりますが、思ってもいない出来事が起こりました。
そんなハムテル達チームの奮闘を詳しく見ていきましょう。
今回は以下のような内容でご紹介しています。
動物のお医者さんシーザーはテンションが高い
動物のお医者さんシーザーは無事戻ってくる?
動物のお医者さんシーザーとチョビがリーダー
個人的な本の感想そして作品の内容を詳しく書いています。
あくまでも参考程度にご覧ください。
この記事の目次
動物のお医者さんシーザーはテンションが高い
居るとうるさいけど、
突然いなくなると寂しい。
誰に対しても親しい性格は、
吉とでるか凶とでるか?
動物のお医者さん犬ぞりメンバーとの再会
二度めの犬ぞりの季節がやってきました。
初めての犬ぞりは「動物のお医者さん」犬ぞりの魅力にとりつかれたハムテルたちをご覧ください。
犬たちと10ヵ月ぶりの再会となったハムテルですが、リーダーのシーザーは相変わらず元気です。
練習の時も
「俺はやるぜ、俺はやるぜ。」
とうるさく、練習が終わっても・・
「俺はやったぜ、俺はやったぜ。」
終始テンションが高いのでそれを見た菱沼は、
「ハスキー犬て顔は怖いけど誰に対してもフレンドリーよね。」
普段たいていの動物から敵対される菱沼ですが、シーザーたちはわけへだてなく接するので、日頃一緒にいるブッチャーでさえ、
「ハスキー犬って何考えてるかさっぱりわからん。」
しみじみ言いながら餌をやるためにドアをあけると、なぜかシーザーとジャックが小屋から逃げ出してしまいます。
動物のお医者さんハスキー犬の帰巣本能
ハムテルや二階堂がすぐ探しに行きますが、結局見つからず途方にくれます。
ブッチャーとハムテルは大会に出るため、そろそろ犬たちのレギュラーを決めなくてはなりませんが・・。
シーザーたちが誰かに飼われていたら安心ですが、路頭に迷っていないか心配していました。
するとチームのほかの飼い主が口々に言います。
「ハスキー犬は帰巣本能が弱いって言われてるらしいから自力では難しいかも。」
と言われ焦ってもう一度ハムテルたちは捜査に出ました。
そして話を聞いていくうちに、犬たちは案外手がかりを残していたのです。
それは・・
- よそ見をしながらぶつかってゴミ置場にぶつかっていたこと。
- ある家の桃の木にぶつかって折っていたこと。
- 校庭に乱入して小学生を泣かせていたこと。
その度に3人は謝りながら歩いていましたが、パッタリと手がかりが途絶えます。
大会まで日がないので仕方なくシーザーたち抜きでレギュラー決めを始めました。
動物のお医者さんシーザーは無事戻ってくる?
シーザーの良さは、
明るいだけじゃなかった。
リーダーとしての素質をレースで発揮できる?
動物のお医者さんシーザーの才能は凄かった
まずリーダーはチョビと足の早いサンダーにしますが、まっすぐ走れずマイクにかわります。
マイクはとてもまっすぐ走りますが、勢いがありません。
そんな2頭を見て、シーザーは足が早くてまっすぐ走れていたんだなと居なくなってあらためて気づきました。
練習が終わったあと、前回手がかりが途絶えた場所にもどり歩いているとチョビがドブにはまります。
そこだけ板が外れているなんてありえません。
するとブッチャーが、
「こんなことをするのはあいつら、シーザーか?!」
と思い近くを探していると、突然チョビが一軒の家に向かって走ります。
動物のお医者さんチョビが仲間を発見
チョビが向かった場所の家を見ると、ジャックがこっちをみて喜んでいます。
ハムテルが事情を話すと、家の人から経緯を聞くことができました。
買い物から帰るといつのまにかついてきた2頭は首輪もつけていなかったため、飼い主が見つからなかったら飼おうと思っていたようです。
そしてシーザーの姿が見えなかったので聞くと・・。
回覧板がきてドアが開いた瞬間外に出ていってしまい、そのままドブ板を踏み抜き近所の人が警察に届けていました。
・・・そんなわけで無事ようやく戻ってきましたが、
疑問を持たず普通によその家で飼われていたシーザーたちをみてブッチャーは、
「やっぱり何考えてるかわからん。」
その一言に、ハムテルたちは納得しました。
いろいろありましたが、ようやく大会にむけてメンバーが揃いましたね。
動物のお医者さんシーザーとチョビがリーダー
予想してない人物の登場に、
ハムテルたちは動揺するけど、
結末は果たしてどうなる?
動物のお医者さん犬ぞりに漆原教授が参戦
大会当日会場はピリピリムードの中、いるはずのない人がそこにいました。
それは漆原教授で、なぜかマッシャーとして出場するようです。
「自分で集めた犬だから文句を言われる筋合いはない。」
と開き直りますが、むりやり飼い主たちから借りた犬のようで犬種がバラバラでした。
6頭引きに出場すると言いますが、種目がかぶる上に順番がハムテルの前なので波乱が予想されますが、いよいよ漆原教授がスタートしました。
ブッチャーはそれをみてあまり練習していないことにもちろん気づいています。
そしてつぎはハムテルの番ですが、漆原教授が異様に遅くなかなかスタートをきれません。
動物のお医者さん去年の成績を超えれる?
去年の教訓として今年は色々作戦を立てていました。
- 犬は1頭一種目しか出さない。
- シーザーとチョビのダブルリーダーにする。
- シーザーを直前まで会場につれてこない。
すでに3は台無しですが、残りの計画はうまくいくでしょうか?
そしてようやくハムテルのチームがスタートしました。
今回4.8㎞走るのでシーザーが途中で飽きるのが見えています。
そこで持久力のあるチョビが後半引っ張る作戦です。
二階堂と菱沼が見守るなかハムテル率いるチームは一位が狙える位置にいましたが、漆原教授が脱線したところに間違って迷い込んだせいで時間をロスします。
かなりここまでも迷惑をかけられていますが、漆原教授のチームがなかなか進まなくてハムテルたちが追いついてしまいました。
ルール的には追い越しは許されていましたが、こんなことになるとは・・。
しかたなく漆原教授たちに避けてもらいましたが、お互いの犬たちの目が合いけんかしそうになります。
このまま乱闘になると、ゴールできない。
するとハムテルがそりには乗らず、シーザーの綱をひっぱりどうにかゴールまでたどり着きました。
菱沼が思わず、
「最後はソリがいらなかったわね。」
と言ってしまうほど違う種目になっていました。
入賞は難しいと思っていましたが、後半の追い込みがきいたようで見事3位になります。
去年は5位だったので、順位は上がりましたが漆原教授は予定外でしたね。
来年は優勝争いになりそうとはりきる漆原教授を横目に頭を抱えるハムテルでした。
いよいよ犬ぞりのエピソード最終話はこちらの記事をご覧ください。
以上、
「動物のお医者さん」シーザーが逃亡!犬ぞりレースに危険信号?でした。
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