凪の優柔不断さや
はっきり言えない性格、
「あ〜わかる・・・」
と共感する女性はたくさんいると思う。
凪のお暇（おいとま）はコナリミサトさん原作の作品で、月刊エレガンスイブで連載中です。
単行本は５巻まで発売されていて累計発行部数100万部を突破するほど好調です。
本屋さんで試し読みをしてすっかりハマってしまいました。
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サイト管理人のMira.Buleと申します。
凪のお暇では自分の主張ができなくなった主人公の凪が人生を変えようと全てを捨てて引っ越します。
そこで出会ったボロアパートの隣人ゴンによって凪の心が動きますが、この彼がなかなかの曲者でした。
ゴンとの出会い、元彼の慎二との再会、凪の身に何が起こったのでしょうか？詳しく内容を見ていきましょう。
今回は以下のような内容でご紹介しています。
凪のお暇でゴンと出会うまでの道のり
凪のお暇でゴンと新しい恋が始まる？
凪のお暇でゴンとの関係が一変？
個人的な本の感想そして作品の内容を詳しく書いています。
あくまでも参考程度にご覧ください。
この記事の目次
凪のお暇でゴンと出会うまでの道のり
凪も自分で分かってる。
それじゃいけないことを。
でも何も言えない自分を知っている。
凪のお暇で元彼慎二からの発言が衝撃的
都内の会社で働く２８歳OLの大島凪は、節約が趣味という地味な生活を送っています。
会社の同僚から雑用を押し付けられても「空気」を読んで嫌な顔一つせず笑顔で頼まれごとをしていました。
そんな彼女には同じ会社で、営業部のエース我聞慎二という彼氏の存在が心の支えでした。
人気の慎二が彼氏ということは会社でも秘密にしていましたが、彼女にとっては唯一優越感に浸れる特別な切り札だったのです。
しかしそんなある日慎二が同僚に、
「彼女とは体の相性がいいから付き合っているだけだ」
と言っているのを聞き、立ち聞きしてしまった凪はいつものように・・・
「空気を読んどこ。」
と平気なふりをしようとして笑顔を作ろうとしたそのとき、そのまま過呼吸で倒れてしまいます。
彼女は気づいてしまったのです。
空気は読むものではなく吸って吐くものだ・・と。
今まで我慢していたことが全部吹っ切れたように、仕事も家も彼氏の慎二も全て捨てて、新しい場所で新しい生活を始める決意をします。
新天地で凪の人生が変わりはじめる？
凪のお暇でゴンのギャップにハマる？
全てを捨てて何もないボロアパートで、貯金１００万円を手に自分を見つめ直そうとする凪。
アラサーの女子を始め、なかなか自分を出せない人たちに共感を呼んでいる凪のお暇（おいとま）ですが、2人の男性が凪を惑わします。
1人は元カレの我聞慎二、そしてもう1人が凪のアパートの隣人・・
ゴンさんでした。
彼はロン毛に入れ墨という一見見た目が怖いですが・・・ベランダに放置されたゴーヤをキッカケに勇気をだして話しかけることにしました。
すると外見とは違って、とても話しやすく気さくな人でした。
さらに穏やかなオーラを放つ癒し男子だったので、今までさんざん元カレの慎二に言葉や行動で虐げられてきた凪にとってゴンは優しさの塊で驚きます。
しかも可愛いとか面白いねとか照れることなく思ったことを全部口にする人なんですが・・・
あれ？元カレの慎二とはまったく逆の性格？
凪・・・ハマっちゃうんじゃないの？と、おもわず思ってしまいました。
凪のお暇でゴンと新しい恋が始まる？
新しい恋は波乱続きだった。
今までだったら前に進まなかったかもしれない。
でも今回ばかりは違っていた。
凪のお暇でゴンの優しさに動揺
いつもひどい言葉で凪を傷つけてきた元カレ慎二と、別れて出会ったのがゴンでした。
酷い行動ばかりしていた慎二とは違い、全く正反対の人に出会って凪の心は揺れ動きます。
でもゴンがしている仕事は、クラブイベントなどの企画や宣伝などを主催するオーガナイザーだったのです。
だからいつもゴンの周りにはいろんな人が集まります。
そんなある日、ゴンのグループからクラブに来たことのない凪のような女性に是非来て欲しいと一枚の広告を貰います。
ところがそれを見た凪は肝心の情報が分かりにくいから、スーパーのチラシのような見やすさが欲しいと訴えます。
そのメンバーたちはチラシと一緒にするなんて・・・と笑い飛ばしましたが、ゴンだけは対応が違いました。
「凪ちゃんはやっぱり面白い。俺らにはない視点を持ってる。」
と言い、凪を自然に抱きしめます。
頭の中では以前友人に言われた、「今までと全く違う正反対のタイプに目を向けてみれば？」という言葉を思い出します。
必死に否定する凪でしたが、顔が火照り意識し始めます。
果たしてこれからゴンは特別な存在になっていくのでしょうか？
自分のように空気を読むことをしないゴンに対して憧れからどう変化していくのか見ていきましょう。
凪のお暇でゴンに過去を打ち明ける
凪が今にような性格になってしまった理由、それは母にあります。
凪の母は外面がよく周りの評価が全てという人で、常に周囲を味方につけてはお前が悪いと発言する毒母だったのです。
徐々に劣等感でいっぱいになり、大人になっても自分の意見が言えない女性になってしまいました。
そんな母親と離れた生活を楽しんでいましたが、なんと母から「３ヶ月後東京にくる」と言われます。
すべてを捨て無職になった現実を母には見せれるだろうか・・・と気分が重くなります。
そんな時、彼女のメンタルを助けてくれたのが隣人のゴンちゃんです。
「お母さんだけはあなたの味方。あなたを信じてる。」
その言葉が凪の首を絞めていましたが、そんな凪を見てゴンはこう言います。
「嫌いなことを口に出して自覚すると楽になることはあると思う。」
と言われ、思わず出た言葉が・・・
「キライ」
でした。
すると今まで喉に詰まった気持ちがスッキリしました。
え？こんなことで？と思う人もいると思いますが、口に出して受け止めてくれる人の存在がいるだけで大事ですよね。
だから凪の悩みを受け止め、アドバイスしてくれたゴンは自分を救ってくれた救世主だと・・・本当に信じて信頼します。
でも以前ゴンとキスしそうになった時のことを思い出し、その時そして今、何に恐れているのか考えます。
考えた末出た答えは・・・
自分がゴンに対して一歩踏み込むことが怖かったと気づき凪は決意します。
凪のお暇でゴンとの関係が一変？
凪の一歩が2人に関係性を変えた。
けどそれは
完全に沼にハマる甘い誘いだった。
凪のお暇でとうとう2人が進展
ベランダでタバコを吸うゴンに勇気を出してこう言います。
「今夜お部屋に遊びに行っていいですか？」
誰かに言われて行動したわけではなく素直な気持ちをぶつけた凪に、ゴンはすんなり受け入れ部屋へ招きます。
2人はお酒を飲みながら元カレ慎二の愚痴を言ってもゴンが全てを受け止めてくれます。
心も体も全て解放された瞬間・・
ゴンとついに結ばれ、幸福感でいっぱいになった凪。
余韻に浸り横にいるゴンを見ると、寝ているわけではなくゲームをしていました。
え？どういうこと？普通もっと違う反応だよね？と戸惑いますが、彼にとってはこういった行為は大したことじゃなく日常なのでしょうか？
不安が払拭できないまま新しい恋がはじまりましたが、風向きが少し違いました。
凪のお暇でゴンの優しさは凶器だった
2人はその後も関係を結び、いっしょにいる時間も増えますが、それと同時に不安がまったく消えません。
いったい2人の関係は友達なのか、恋人なのか全くわからないままモヤモヤした日々を過ごします。
そしてようやく勇気をだしてゴンに好きだと打ち明けますが、その答えは
「オレも凪ちゃん大好き。」・・・ただそれだけでした。
好きだけ？
え？付き合ってるわけじゃない？どういうこと？と困惑する凪にゴンがさらに不可解な行動を取ります。
差し出したもの、それはゴンの部屋の鍵でした。
「オレと凪ちゃんの仲じゃない。」
と笑顔で言ういう言葉の意味はなんなんでしょう。
合鍵渡すくらいだから付き合ってると普通思いますよね？
でもその夜に早速ゴンの部屋で会う約束しますが、悲劇が起きます。
凪がゴンの部屋にいると1人の女性が訪ねてきます。
忘れ物を取りに来ただけと言う彼女でしたが、凪の合鍵を見てこう言います。
「ゴンは誰にでも部屋の鍵を渡すから。老若男女問わずガバガバだから。」
と、自分も鍵を持っていると凪に見せてくれました。
はてなマークが止まりませんね・・・。
ゴンは一体何を考えて行動しているのでしょうか？
今後の凪の行方、そして2人の関係性がかなり気になります。
凪の恋の結末はこちらの記事をご覧ください。
以上
「凪のお暇」ゴンのクズすぎる性格が凪の生活を激変させる？でした。
このページを最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
