ハムテルのそばで、
いまは幸せに生活をしているけど、
じつは悲しい過去があった。
「動物のお医者さん」は佐々木倫子さんの作品で1987年から1993年まで花とゆめで連載されていました。
単行本は12巻まで発売されています。
コミック文庫や愛蔵版も人気で、累計2000万部以上の売り上げを記録しています。
2003年には俳優の吉沢悠さん主演でテレビドラマが放送されました。
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サイト管理人のMira.Buleと申します。
西根公輝ことハムテルは北海道にあるH大学の獣医学部に進学し、親友の二階堂とともに獣医を目指し奮闘していく物語です。
そこでチョビと出会いハムテルが飼い主になりますが、その裏にはたくさんのドラマがありました。
破天荒な漆原教授ですが、チョビの幼少時代を唯一見てきた彼がどうやって育ててきたのか詳しく見ていきましょう。
今回は以下のような内容でご紹介しています。
動物のお医者さんチョビの幼少時代は波乱
動物のお医者さんチョビの育ての親は漆原教授
動物のお医者さんチョビが突然デビュー?
個人的な本の感想そして作品の内容を詳しく書いています。
あくまでも参考程度にご覧ください。
この記事の目次
動物のお医者さんチョビの幼少時代は波乱
家族をなくしたチョビを、
助けたのは漆原教授だった。
果たしてその事実を将来、
思い出す日が来るのだろうか?
動物のお医者さん漆原教授の予言は当たる?
チョビとの出会いはH大の漆原教授がきっかけでした。
それはハムテルと二階堂がまだ高校生の時。
いつもH大学獣医学部の構内を通って帰っていましたが、そこで変な格好をした漆原教授に出会い突然・・
「君は将来獣医になる!」
と予言されなぜかシベリアンハスキーの子犬を渡されました。そして、
「僕はこのカシオミニを賭けてもいい、君が賭けるのはこの子犬だ。」
むりやり飼い主にさせられます。
最初チョビを見たときに二階堂が般若と叫ぶほど顔が怖かったので、なかなか貰い手が見つからず漆原教授が自ら飼おうと決めていたくらいですが、なぜ漆原教授はチョビと出会い、育てることになったのでしょうか?
動物のお医者さん協力者は犬だった
チョビが産まれたのは漆原教授の知人宅の床下でしたが、一緒にいた母と兄弟犬は衰弱していたので助かりませんでした。
こうして生後2日ほどのチョビは漆原教授のもとにやってきます。
でも同じ時期に母親が亡くなった子犬をすでに育てていたこともあり、いきなり4匹の子犬の世話をすることになりました。
ところが漆原教授ひとりで育てるのには限界があったため、子育てが終わったばかりの犬を乳母犬として迎えることになりますが・・。
その犬はかなりの小型犬で子犬たちをまったく受け入れませんでした。
でも漆原教授が無理やり押さえつけて授乳させるという暴挙にでると最初は当然抵抗しますが、いやいやながらも世話をしてくれるようになります。
そしてそろそろ離乳食という時期・・。
漆原教授と乳母犬の関係は良好とは言えなかったので、ふたりの戦いが始まります。
動物のお医者さんチョビの育ての親は漆原教授
もしかしたら漆原教授が、
飼い主になっていたかもしれない。
そうだったらチョビにとって、
違う人生だったかもしれない。
動物のお医者さん最初どんくさかったチョビ
先にいた3匹より少し離乳食が遅かったチョビに漆原教授は自分が本当の育ての親だと分からせるため乳母犬と戦います。
そしてチョビがこの世で最初に目にしたのは・・
おでこを噛まれ血を流した漆原教授の顔でした。
もちろんチョビはまったく覚えていませんが・・。
相変わらず無茶苦茶ですね。
その後乳母犬が仕事を終え戻ったあとは、再び漆原教授が世話を始めます。
元いた3匹の子犬たちは離乳食が出てくるとすぐに食べ始めますが、なぜかチョビは顔の怖さとはうらはらに動きが遅かったようで・・。
出遅れた結果、一口も食べれないというとろさを見せていました。
漆原教授が手助けをしながらどうにか食べる環境を与えますが、やっぱり他の子犬たちに餌を取られているにで心配になります。
こんな要領が悪くて大丈夫だろうか?・・と・・。
動物のお医者さん飼い主にふさわしい人選び
そろそろ子犬たちの貰い手を探そうとポスターを作成しますが、チョビは売れのこりそうな予感がしていました。
なぜなら・・
ご飯を食べたあとお腹が重くて立ち上がれない姿をみて、
「とろいぞ、おまえは菱沼さん並みだ!」
このタイプの犬や人は売れ残るのでは?と漆原教授は野性の勘で思っていたのです。
その話を聞いていた菱沼は時間差で怒りを現しましたが、反応の遅さが認めてしまう形になってしまいましたね・・。
案の定他の3匹はすぐに予約が入りますが、チョビは来客中に寝ていたりあくびをして子供を怖がらせたりして要領がかなり悪かったようです。
それでもチョビをもらいたいという人は現れましたが、やっぱりいい飼い主じゃないとダメだと考え真剣に考えた結果・・。
結局どの飼い主も何か足りない気がして断ります。
もし飼い主が見つからなかったら漆原教授自ら飼おうと決めていたのでその日連れて帰る準備をしていると、チョビが部屋から逃げ出しました。
必死で探している最中チョビはハムテルと運命的な出会いをします。
漆原教授はハムテルを見て、
「高校生だけどじいさんぽい落ち着きを放っているので、きっといい飼い主になってくれるのでは?」
と確信しチョビの飼い主と認定されめでたく西根家にやってきます。
でも漆原教授がしっかりチョビを育てていたという事実が発覚して驚きでしたね。
そして最初は顔が怖いと言われていたチョビですが、今ではすっかりH大獣医学部の愛される存在になりました。
ある日そんなチョビをポスターのモデルとして撮影したいという話がきます。
動物のお医者さんチョビが突然デビュー?
なにがあっても怒らないチョビ。
それはある人の存在が、
深く影響する。
動物のお医者さん我慢強さがきっかけ
チョビは特にオーディションを受けたわけではありませんが、以前ペットプロダクションの人が家畜病院に来た時、菱沼が退屈しのぎにチョビの歯を無理やり見てもおとなしくしていている姿に、
「我慢強いハスキー犬だな・・。」
と深く覚えていたようです。
ではなぜ突然そんな話になったのか・・?
それは選ばれた犬が暴れて逃げ出してしまい、必死に探した結果見つかったハスキー犬がチョビだけだったので、代役として白羽の矢がたったわけです。
ところがこの撮影には色々問題がありました。
じつは共演者が子供3人でそのうちの1人が天才子役で有名な原嶋麻衣子だったのです。
しかし麻衣子をみたハムテルは思わず・・、
「誰だ二階堂。近所の子か?」
とうっかり言ってしまったことで、さらに機嫌を損ねてしまいます。
・・つまりこの子が犬をいじめ、この子の出演料が高いから予算が足りない、この子がご機嫌ナナメで撮影が進まないという事情がありました。
動物のお医者さんばれてしまった苦手なもの
撮影の準備をしてても子役の麻衣子のチョビいじりは止まりません。
でもここで行われたいたずらは全て菱沼によって一度やられたものばかりでした。
だからチョビには免疫が出来ていたのです。
撮影スタッフが我慢強いチョビをみて感心しつつ、
「こんなことをする子じゃないのに・・犬のオーディションのときはいい雰囲気だったのに・・。」
と言いますが、麻衣子に何かあったのでしょうか?
それからどうにか撮影が出来そうな雰囲気になりましたが、カメラのシャッター音を聞くとチョビが突然逃げ出し隠れます。
なぜならチョビは雷が苦手でした。
麻衣子にチョビの弱点がバレると、彼女は満面の笑みで小太鼓を叩き始めます。
チョビは雷を連想させる小太鼓の音を我慢し、そのまま撮影が行われました。
出来上がったポスターのチョビの目は完全にうつろでしたが、麻衣子が最優先なのでしかたないようです。
あの日なぜ麻衣子は機嫌が悪かったのか・・それは飼い犬のしっぽにリボンを結んだ結果、可愛いと思ってしたことなのになぜかおしりを噛まれてしまいショックを受けていたようです。
それが原因でチョビに八つ当たりしていたようですが、頑張ったとハムテルに褒められて嬉しそうでした。
チョビのエピソードはまだまだありますが、犬ぞりのお話はこちらの記事をご覧ください。
以上、
「動物のお医者さん」チョビの成長は漆原教授なしでは語れない!でした。
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