「山と食欲と私」鮎美の職場で登山ブーム!山男子も登場で波乱の予感?


山と食欲と私 同シリーズ16巻好評発売中
「山と食欲と私」は、信濃川日出雄さんの作品です。現在新潮社のWEBサイト「くらげバンチ」で絶賛連載中。16巻まで発売されています。

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「山と食欲と私」の主人公鮎美は、基本単独登山女子ですが、珍しく職場の人たちと登山へ。ただそこに至るまでいろいろありました。

しかも人見知りの鮎美を上回る、人見知り女子が登場!そして会社の話だけでなく、個性的な山男子鷹桑との出会いもあります。

というわけで今回は、いつもと違った鮎美の登山ライフをお楽しみください。

この記事でわかることは、

鮎美に登山仲間ができる

鮎美と同じ登山女子が登場

鮎美が出会った山男子がとった行動

※当サイトでは個人的な本の感想と作品の内容を詳しく書いています。あくまでも参考程度にご覧ください。

常に山のことが頭にある鮎美。そんな彼女を影から見つめる人の姿が…。

それは会社の先輩小松原鯉子でした。

何か理由があるようですが…果たして鮎美の心を開くことができるのでしょうか?

会社の先輩が鮎美に興味を持つ理由は?

「山と食欲と私」の主人公日々野鮎美は、東京に住む27歳の女性。彼女の趣味は登山で、休日になると山に行きます。
最初は友達と山に登っていましたが、今では単独でも問題なく登れるようになりました。

第4話で鮎美は昼休み、いつもの通り食事の前に山に行く準備としてスクワットなど運動をするのが恒例。

ただ金曜日だけは一味違いました。

いつもより軽めに運動をしませ、公園へ向かいお弁当を開けると…その中身はなんと…

たまごサンドイッチ・おにぎり1個・ナポリタンという炭水化物祭りです!

衝撃的ですが、週末山に登るためにやっていること。

カーボローディングという持久力を増やす方法として、筋肉のエネルギーとなるグリコーゲンを一旦蓄えているために、糖質を多く含む炭水化物を食べるというもっとも簡単でシンプルな方法なんです。

そんな彼女を見つめ、声をかけてきた女性…それは会社の先輩小松原鯉子です。

鮎美が山登りをしていることを知り、最近登山に興味を持った小松原は、詳しく話しを聞こうとしますが…。

自分で本を買ったり、ネットで調べてください。

と、鮎美は人見知りなので思わず拒否してしまいます。でも、

せっかくの山友達ができるチャンスだったのに…。

…と後悔しますが…。はたして小松原は鮎美と山に登ることができるのでしょうか?

小松原と山へGO!鮎美の心境に変化あり

23話で鮎美は、とうとう会社の先輩小松原と一緒に山に登ることになりました。ところで…2人がなぜ一緒に山へ行くことになったかというと…。

鮎美が「休暇中は八ヶ岳へ行く」という報告をした時にその流れで、

ハイキングに行こう!

という話になってしまったようです。

小松原は山ガールデビューと喜びますが…鮎美は山女だとそこはしっかり否定していましたね。

でもまあ初めての山登りだと、テンションが上がって思わず山ガールと言ってしまう小松原さんの気持ちもわかります。

そして小松原のペースにあわせつつ恋愛話をしながら、どうにか頂上へたどり着きました。

いよいよお楽しみのランチタイムです。

飲み物は小松原が担当・ご飯は鮎美がもちろん準備して…今回のメニューはまるごとトマトのジャンバラヤです。

具材は事前に味付けをし、具をくり抜いたトマトの中に火を通した鶏肉やピーマンをドバッと入れます。

次にトマトを取り囲むように、生の米を敷き詰め透明になるまで炒めたら、ケイジャンスパイスや固形スープの素を投入。あとはじっくり炊くと…雑談している間に完成!

最後は皮をパリッと焼いたスパイシーチキンを添えれば出来上がりです。大満足の一品に仕上がりましたね。

「山と食欲と私」で鮎美と同じ登山女子が登場

会社で登山決行?

しかも新しく仲間になった瀧には、秘密がありました。

同じように人見知りする瀧と鮎美は仲良くなれるのでしょうか?

高尾山で波乱のレクレーション

第24話では、あの小松原が主任になりました。そして経理課には新しく派遣社員の瀧が新人として加入。仕事もそつなくこなし戦力になりますが、人付き合いが少し苦手のようです…。

そこで小松原は団結力を上げるために、みんなで高尾山に行こうと計画。果たして人付き合いが苦手でインドアの雰囲気がある瀧は、参加するのでしょうか?

そして登山当日。

経理課に移動してきた男性の姫村も参加し、4人のレクレーションが始まりました。…が、少し遅れた滝が持っていたものはなんと鍋!しかも背負っていた姿を見て、不思議に思い聞いてみると、高校時代はなんと山岳部だったんです。

最近は登っていないと言う彼女。実力はいかに?

瀧が作る山飯は思い出の味

みんなで舗装された表参道を歩いていると、鮎美は瀧に山岳部時代登った山について聞きます。

夏や冬の北アルプスの経験があると言われ、

登山上級者だ!

…と尊敬の眼差しを向け、興奮と尊敬が止まらない鮎美に瀧はかなり照れていました。

そして山頂に到着すると、瀧は鍋をおろし、切ってきた野菜やお肉を煮込み始めます。水を加えて練った小麦粉をちぎって鍋に入れ、味噌で味を整えれば熊本出身山岳部の先生直伝だご汁の出来上がり。

しかも大分の焼酎まで持ってくる瀧さん、すごすぎます。新しい経理課のメンバー…なかなか個性的でいいですね。

そして帰り道…鮎美と瀧は自然豊かな6号路から下山し、小松原と姫村は頂上でお酒を飲みすぎたため、一足先にケーブルで降りました。

再び女子3人で飲みなおし、高尾山名物のとろろ蕎麦を食べながらほっこりしていると、

お酒に温泉、名物を食べて…大人の登山…こう言う休日いいですね、今日初めて登山が楽しいと思いました。

と瀧が一言。大満足の登山レクレーションになったようです。

「山と食欲と私」で鮎美が出会った山男子

山では色々な人がいます。その中で個性的すぎるキャラ山男子の鷹桑が登場!

張り切ってきたものの、抜けてることばかり?

無知すぎて驚きまくりですが、おもわず笑ってしまう行動に注目です。

山飯は美味しいとは限らない?斬新すぎるチーズフォンデュ

第40話で鮎美は山頂の展望台でラーメンを食べていると…。

鷹桑という男性が、黒色のブランド服を身にまとい、佇んでいました。そして彼が出した山飯はチーズフォンデュセット。

その姿をじっと見つめる鮎美。

それに気づいた鷹桑は、注目されていることで、さらに張り切ります。

でも鮎美が見つめている理由は、別にありました。

それは後ほど…。

手際よくクッカーにリンゴジュースを入れ、スライスチーズを投入し、自宅であらかじめ切っておいた具材をフォークに刺して先ほど作ったチーズにつけます。

作る過程を細かくSNSに投稿するあたり、さすが今時といった感じですが…食べ始めるとボリボリとすごい音を立てています。

その姿をみて、鮎美はもしや?とあることに気づきました。

彼は茹でずに生のままの野菜を食べていたようです。

本人は完ぺきのつもりだったようですが、まったくの大失敗で終わり…。でも残ったチーズフォンデュをここで捨てるわけにはいきません。

悩んだ結果そのまま飲むという大胆な行動に!

行動が破天荒すぎて笑えましたが、捨てなかったのはすごいですね。

そして最後に鮎美がずっと見ていた理由…それは、

黒はスズメバチに狙われやすい色で、ずっと彼の周りを飛んでいたことが気になっていました。

山初心者として知らなかったとはいえ、あまりにも無知な行動にはびっくりですが、本人はいたって真剣なので今後ぜひ改善して欲しいですね。

準備不足は危険!楽しい山の過ごし方

58話で再び鷹桑の登場です。前回のチーズフォンデュ以来、山の知識は身に付いたのでしょうか?
とある渓谷のキャンプ場で一泊するというスケジュール。
今回は準備万端かと思いきや…焚き火をする予定なのにライターを忘れるあたり、やっぱり抜けていますね。
結局は近くにいた人に借りることができましたが…。

そんな鷹桑を再びじっと見つめる鮎美。

1人で必死に焚き火をしている彼の姿を見てどこかで会ったことがある…けどなかなか思い出せません。

そしてその後焚き火を利用して食事を作り、今回も抜かりなく写真を撮るところまでは順調でしたが…。

その頃鮎美が寝るテントの外では、楽しそうな声が聞こえていましたが、そのまま眠りにつき…22時ごろトイレに行こうとテントから出た鮎美が見たものは…。

テントを張らずにシュラフだけで寝ている鷹桑の姿でした。

初めて買ったシュラフの性能を試すつもりだったようです。目撃した鮎美は驚きとともに、寒さに強いタフさを尊敬していましたが、もちろんこんな無謀なことを絶対してはいけませんのでご注意を。

あまりにも突拍子もない行動すぎて、逆にアウトドア業界で有名なのかと鮎美が勘違いしてしまいます。

しかし1時間後…凍える寒さのなかで鷹桑は耐えられなくなりコンビニに走りますが、もちろん都会ではないので店は閉まっています。

仕方なく戻ったあと、震えるなかそのまま朝になり、2人は初めて挨拶を交わしました。

今回のお話は、あまりにも無謀で驚きましたね。

さすがにテントを張らずに寝る人はいないと思いますが、なにもわからず準備不足で登る人は案外いるかも。

楽しく山に登るためには最低限の常識や知識が絶対必要ですね。

ただ、鷹桑さんをみると毎回、

あるわけないやろ〜。

と思いながらも、笑わせてもらっています。でも今後は立派な山男子になって欲しい(笑)

 

鮎美の山ごはんを作ってみたい方は、こちらをご覧ください。

日々野鮎美の山ごはんレシピ 山と食欲と私公式

『山と食欲と私』公式 日々野鮎美(+なかまたち)の山ごはんレシピ2

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以上、「山と食欲と私」鮎美の職場で登山ブーム!山男子も登場で波乱の予感?でした。このページを最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。